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Systemwalker Runbook Automation 導入ガイド
Systemwalker

A.4.5 Systemwalker Runbook Automation インストールコマンドの実行

インストールコマンドにより、Systemwalker Runbook Automation V15.0.0のインストール処理を実施します。インストールコマンドは、Systemwalker Runbook Automation メディアパック(V15.0.0)に格納されていますので、DVD-ROMをマウント後、インストールコマンドを実行してください。

インストールコマンドの実行については管理者権限を持ったユーザーで実行する必要があります。

注意

  • ターミナルサーバがインストールされている場合、以下のコマンドを実行して、ターミナルサービスをインストールモードに変更してください。

    CHANGE USER /INSTALL

インストールコマンドの格納先と実行形式

インストールコマンドの格納先は以下の通りです。

【Windows】

[DVD-ROMのマウントポイント]\tool\inst\swrba_install.exe

【Linux】

[DVD-ROMのマウントポイント]/tool/inst/swrba_install


インストールコマンドの実行形式は以下の通りです。

【Windows】

[DVD-ROMのマウントポイント]\tool\inst\swrba_install.exe -m メディアマウント先 [-f パラメタ入力ファイル]

【Linux】

[DVD-ROMのマウントポイント]/tool/inst/swrba_install -m メディアマウント先 [-f パラメタ入力ファイル]

インストールコマンドに指定するオプション

コマンドに指定する各オプションの形式は以下の通りです。

-m メディアマウント先

"Systemwalker Runbook Automation メディアパック (15.0.0) "のマウント先ドライブを指定します。

-f パラメタ入力ファイル

インストールコマンドで使用するパラメタ入力ファイルを、半角英数字および記号(半角ピリオド、半角アンダースコア)で100文字以内の完全パスで指定します。

本オプションを省略した場合は、インストール準備コマンドに指定したパラメタ入力ファイルの値を利用して動作します。パラメタ入力ファイルの詳細は、“A.4.3 Systemwalker Runbook Automation インストール準備コマンドの実行”を参照してください。

実行例

メディアマウント先がEドライブの場合の、インストールコマンドの実行例を以下の通り示します。

インストールコマンドの実行例を以下の通り示します。

E:\tool\inst\swrba_install.exe -m E:\

インストールコマンドを実行すると、コンソールに以下の確認メッセージが表示されます。実行する場合、y を入力し、Enterを入力します。

インストールコマンドの処理を開始します。

よろしいですか?(y/n)=>y

インストールコマンドの実行中、処理の経過を示すメッセージが表示されます。

Systemwalker Runbook Automationのインストールを実施します。

Systemwalker Runbook Automationのインストールが終了しました。

Systemwalker Runbook Automationのインストール情報更新を実施します。

Systemwalker Runbook Automationのインストール情報更新が終了しました。

Interstage Application Server環境への環境復元を実施します。

Interstage Application Server環境への環境復元が終了しました。

Systemwalker Runbook Automation環境への環境復元を実施します。

Systemwalker Runbook Automation環境への環境復元が終了しました。

インストールコマンドの処理が正常に完了すると、以下のメッセージが表示されます。

インストールコマンドの処理が正常に完了しました。

OSの再起動を行ってください。

このあと、ServerView Resource OrchestratorおよびSystemwalker Runbook Automation の設定変更を行います。OSの再起動は、これらの作業が完了したあとに実施しますので、ここでのOSの再起動は実施不要です。

異常時の対処方法

インストールコマンドでエラーになった場合、表示されたメッセージに対する対処を実行し、再度インストールコマンドを実行してください。