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Systemwalker for Oracle 運用ガイド
Systemwalker

4.2.3 状態確認

現在の監視機能の状態を確認する場合に使用します。

監視対象サーバがUNIX系マシンの場合

以下のコマンドを実行してください。

# /opt/FJSVmpor/bin/mpordmnctrl -view <ENTER>


監視対象サーバWindowsマシンの場合

以下のコマンドを実行してください。

mpordmnctrl.exe -view <ENTER>


状態確認の表示について

状態確認を行うと、以下のように表示されます。

[Oracle_SID:SID]
Monitor : Status
  :
  :

SID

監視対象のORACLE_SIDが表示されます。

Monitor

以下のいずれかが表示されます。

  • LogMonitor      : アラートログ監視

  • TraceMonitor    : トレースファイル監視

  • ProcessMonitor  : プロセス監視[UNIX]

  • StatMonitor     : Oracle状態監視

Status

以下に示すいずれかの状態が表示されます。

Status

状態

active

監視を行っている状態を指します。

inactive

監視を一時停止している状態を指します。

active -> inactive

監視を行っている状態から一時停止への状態遷移中を指します。

inactive -> active

監視を一時停止している状態から監視再開への状態遷移中を指します。

ready

以下のいずれかの状態を指します。

  • 各監視に対する設定が行われていない状態

  • 監視を行う準備をしている状態

  • Oracle環境情報の設定に誤りがある場合(プロセス監視[UNIX]のみ)


状態表示の例

以下に表示例を示します。

[Oracle_SID:oraxx_ins]
LogMonitor   : active
TraceMonitor : inactive 
StatMonitor  : active
Oracle_SID

oraxx_ins

LogMonitor(アラートログ監視機能の状態)

active:監視中

TraceMonitor(トレースファイル監視機能の状態)

inactive:監視一時停止中

StatMonitor(Oracle状態監視機能の状態)

active:監視中