動作中の監視機能を一時的に停止する場合に使用します。
注意
一時停止を行う際の注意事項
実際に監視機能の一時停止が有効となるタイミングは、コマンドを実行した直後ではなく、各監視機能が次の監視を開始した時に有効となります。
したがって、コマンド実行中にすでに監視作業が動作している監視処理については、そのまま続行されます。
注意
監視対象のサーバをクラスタシステムで運用している場合
監視対象サーバがクラスタ構成(相互待機)で運用している場合、当コマンドを使用して一時停止を行わないでください。
注意
各コマンド実行時に指定する ORACLE_SIDについて
「Oracle環境情報」に指定したORACLE_SIDを指定してください。
指定されたORACLE_SIDに対するデーモンまたはサービスを対象とします。
省略した場合は、すべてのORACLE_SIDが対象となります。
監視対象サーバがUNIX系マシンの場合
全ての監視機能を一時停止する場合
以下のコマンドを実行してください。
「all」を省略した場合も全ての監視機能を対象とします。
# /opt/FJSVmpor/bin/mpordmnctrl -inactive [all] [-sid ORACLE_SID] <ENTER> |
アラートログ監視機能を一時停止する場合
以下のコマンドを実行してください。
# /opt/FJSVmpor/bin/mpordmnctrl -inactive alert [-sid ORACLE_SID] <ENTER> |
トレースファイル監視機能を一時停止する場合
以下のコマンドを実行してください。
# /opt/FJSVmpor/bin/mpordmnctrl -inactive trace [-sid ORACLE_SID] <ENTER> |
プロセス監視機能を一時停止する場合
以下のコマンドを実行してください。
# /opt/FJSVmpor/bin/mpordmnctrl -inactive process [-sid ORACLE_SID] <ENTER> |
Oracle状態監視機能を一時停止する場合
以下のコマンドを実行してください。
# /opt/FJSVmpor/bin/mpordmnctrl -inactive status [-sid ORACLE_SID] <ENTER> |
監視対象サーバがWindowsマシンの場合
全ての監視機能を一時停止する場合
以下のコマンドを実行してください。
「all」を省略した場合も全ての監視機能を対象とします。
mpordmnctrl.exe -inactive [all] [-sid ORACLE_SID] <ENTER> |
アラートログ監視機能を一時停止する場合
以下のコマンドを実行してください。
mpordmnctrl.exe -inactive alert [-sid ORACLE_SID] <ENTER> |
トレースファイル監視機能を一時停止する場合
以下のコマンドを実行してください。
mpordmnctrl.exe -inactive trace [-sid ORACLE_SID] <ENTER> |
Oracle状態監視機能を一時停止する場合
以下のコマンドを実行してください。
mpordmnctrl.exe -inactive status [-sid ORACLE_SID] <ENTER> |