アラートログの監視方法について説明します。
監視を行うデーモンおよびサービスについて
アラートログ監視は、以下のデーモンまたはサービス(プロセス)の起動後、30秒間隔で監視を行います。
監視対象サーバがUNIX系マシンの場合
アラートログの監視はアラートログ監視デーモン(sfologmon)によって実施されます。
監視対象サーバがWindowsマシンの場合
アラートログの監視はSystemwalker for Oracleのサービス(Systemwalker for Oracle Monitor)のアラートログ監視プロセスによって実施されます。
監視処理の流れ
アラートログ監視の流れを以下に示します。
以下の図は、ポリシー配付後、アラートログ監視機能の状態を操作した場合に、どのように監視が行われるかを示しています。
アラートログ監視が起動するタイミング
アラートログ監視が起動するタイミングについて説明します。
監視対象サーバがUNIX系マシンの場合
Oracle環境情報の設定後、ポリシー配付を行った時
(「ポリシーの即時適用」を行った場合)
マシンを再起動した時
起動コマンド(「startlogmon」コマンド)を実行した時
監視対象サーバがWindowsマシンの場合
Oracle環境情報の設定後、ポリシー配付を行った時
(「ポリシーの即時適用」を行った場合)
OSのサービス制御により、監視サービス(Systemwalker for Oracle Monitor)を起動した時
マシンを再起動した時
注意
アラートログ監視が起動する際の注意事項
Systemwalker for Oracleのインストール直後にアラートログ監視を起動した場合、通知されるアラートログのメッセージは、アラートログ監視機能が起動した後のもののみとなります。
動作中のアラートログ監視を停止し、再度起動した場合、停止中に出力されたアラートログのメッセージが通知されます。
アラートログ監視が停止するタイミング
アラートログ監視が停止するタイミングについて説明します。
アラートログ監視が停止している間は、メッセージは通知されません。
監視対象サーバがUNIX系マシンの場合
マシンを停止した時
停止コマンド(「stoplogmon」コマンド)を実行した時
監視対象サーバがWindowsマシンの場合
OSのサービス制御により、監視サービス(Systemwalker for Oracle Monitor)を停止した時
マシンを停止した時
注意
一時停止中は、対象のORACLE_SIDに対する監視メッセージは通知されません。