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Systemwalker for Oracle 運用ガイド
Systemwalker

まえがき

本書の目的

本書は、Systemwalker Centric ManagerおよびSystemwalker Event Agentのオプション製品である「Systemwalker for Oracle V13.5.0」の運用方法について説明しています。

Systemwalker for Oracleは、Systemwalker Centric ManagerまたはSystemwalker Event Agentが運用管理を行う分散システム上で稼働するOracleデータベース・システム(以下、「Oracle」と略します)を運用管理するソフトウェア製品です。

Systemwalker for Oracleの製品体系は、Systemwalker for Oracleマネージャ(以下、「for Oracleマネージャ」と略します)と、Systemwalker for Oracleエージェント(以下、「for Oracleエージェント」と略します)からなります。特に区別する必要がない場合は、総称して「Systemwalker for Oracle」と表記します。

Systemwalkerとは、富士通株式会社が提供する分散システムの運用管理製品の総称です。


本書の読者

本書は、Systemwalker for Oracleを使用してOracleシステムの運用管理を行う方を対象としています。そのため、Oracleのデータベース管理を行える知識を持っていることを前提としています。

また、本書は、読者にOracleのデータベースに関する知識があることを前提としていますので、一部の用語および項目については説明を省いています。


本書の構成

本書は、1章~4章、および付録から構成されています。

第1章 監視

Systemwalker for Oracleの監視機能について説明しています。

第2章 調査

Systemwalker for Oracleが通知するメッセージに対して、調査を行う場合について説明しています。

第3章 保守

Systemwalker for Oracleの保守情報について説明しています。

第4章 Systemwalker for Oracleの監視デーモン/サービス

Systemwalker for Oracleの監視デーモンおよびサービスについて説明しています。

◆付録

付録A メッセージ

Systemwalker for Oracleが出力するメッセージについて説明しています。

付録B コマンドリファレンス

Systemwalker for Oracleで使用するコマンドについて説明しています。

付録C Oracle状態監視の監視項目の詳細

Systemwalker for OracleのOracle状態監視機能で設定可能な監視項目について説明しています。

付録D Oracle調査項目一覧の詳細

Systemwalker for OracleのOracle調査項目一覧で実行できる各項目について説明しています。

付録E 旧バージョンの資源を使用する場合【Solaris版/Windows版】

Systemwalker for Oracle 5.x(Solaris版)またはV5.0(Windows版)で使用していた資源を使用する場合の手順について説明しています。


注意事項

◆本書のコメント

業務サーバまたは部門管理サーバにSystemwalker Event Agentをインストールし、Systemwalker for Oracleの運用を行う場合、本書の「Systemwalker Centric Manager」の箇所を「Sytemwalker Event Agent」とお読み替えください。

本書の位置付け

本書を読む前に、あらかじめ以下のマニュアルをお読みください。

Systemwalker Centric Manager

Systemwalker Event Agent

輸出管理規制について

本書を輸出または提供する場合は、外国為替および外国貿易法および米国輸出管理関連法規などの規制をご確認の上、必要な手続きをおとりください。


2011年8月

改版履歴

2011年8月 初版


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