メッセージ詳細表示機能を使用するために運用管理サーバに登録したメッセージ情報ファイルを削除する場合、以下の手順で行います。
メッセージ情報ファイルを削除します
運用管理サーバに登録されたメッセージ情報ファイルは、削除対象となるOracleバージョンおよびSystemwalker for Oracleのバージョン(OS種別)ごとにサブディレクトリが作成されます。
削除対象となるOracleおよびSystemwalker for Oracleのバージョンに応じて、各々のバージョンのサブディレクトリごと削除してください。
また、メッセージ詳細表示機能の使用を解除する場合は、メッセージ情報格納先ディレクトリ(メッセージ情報ファイルの登録時に指定した格納先ディレクトリ)配下の「message」ディレクトリごと削除してください。
例
Oracleメッセージ情報ファイルを削除する場合
下記の通りメッセージ情報格納先配下にOracle10.2.0およびOracle11.1.0のメッセージ情報ファイルが登録されている環境で、Oracle10.2.0のメッセージ情報ファイルを削除する場合、「(メッセージ情報格納先ディレクトリ)/message/oracle」ディレクトリ配下の「ora10.2.0」ディレクトリごと削除してください。
以下の例では、メッセージ情報格納先ディレクトリを UNIXの場合は「/swfo_msg」、Windowsの場合は「C:\swfo_msg」としています。
(メッセージ情報格納先) --- message | |--- oracle | |--- ora10.2.0 ← ディレクトリごと削除します | |--- ora.idx | |--- ora001.txt | |--- : | |--- osd.idx | |--- osd001.txt |--- ora11.1.0 |--- ora.idx |--- ora001.txt |--- : |--- osd.idx |--- osd001.txt |
Oracleのメッセージ情報ファイルをすべて削除する場合は、「(メッセージ格納先)/swfo_msg/message」ディレクトリ配下の「oracle」ディレクトリごと削除してください。
例
Systemwalker for Oracleメッセージ情報ファイルを削除する場合
下記の通りメッセージ格納先配下にSolaris版、Windows版、およびLinux版メッセージ情報ファイルが登録されている環境で、Solaris版のメッセージ情報ファイルを削除する場合、「(メッセージ情報格納先ディレクトリ)/message/swfo」ディレクトリ配下の「vd050SOL」ディレクトリごと削除してください。
以下の例では、メッセージ情報格納先ディレクトリを UNIXの場合は「/swfo_msg」、Windowsの場合は「C:\swfo_msg」としています。
(メッセージ情報格納先) --- message | |--- swfo | |--- vd050LNX | |--- for.idx | |--- for001.txt |--- vd050SOL ← ディレクトリごと削除します | |--- for.idx | |--- for001.txt |--- vd050WIN |--- for.idx |--- for001.txt |
Systemwalker for Oracleのメッセージ情報ファイルをすべて削除する場合は、「(メッセージ情報格納先)/swfo_msg/message」ディレクトリ配下の「swfo」ディレクトリごと削除してください。
メッセージ詳細表示機能の使用を解除します
メッセージ詳細表示機能の使用を解除する場合のみ必要な作業です。
以下を実行してください。
【UNIXの場合】
コマンドは、スーパーユーザで行う必要があります。
# rm /opt/FJSVmpor/msgcont <ENTER> |
【Windowsの場合】
コマンドは、Administratorsグループに属するユーザで実行する必要があります。
mporcontreg.exe -d <ENTER> |
上記のコマンド実行後、設定したメッセージ情報格納先フォルダの指定が解除されたことを、以下を実行して確認してください。
mporcontreg.exe -v <ENTER> |
例
メッセージ詳細表示機能の使用を解除した場合(Windows版)
以下に実行例を表示します。
mporcontreg.exe -d <ENTER> mporcontreg.exe -v <ENTER> The folder with a message information file is not set up. |