Oracle状態監視拡張機能では、外部ファイルにオブジェクトごとの監視条件を指定することにより、オブジェクトごとに通常の監視条件とは異なる条件で監視を行うことができます。
このオブジェクトごとに条件を指定した監視を「オブジェクト指定監視」とよびます。
以下のOracle状態監視項目に対して、オブジェクト指定監視を行うことができます。
性能の監視
SGA内のメモリ空き状況
ディスクREAD数
ディスクWRITE数
ラッチ獲得ミス率
応答キュー平均待機時間
ディスパッチャプロセスの使用率
セッションの監視
接続ユーザ数
セッション接続時間
セッションアイドル時間
領域の監視
ユーザ表領域の空き領域
一時表領域の空き領域
ローカル管理の一時表領域の空き領域
一時表領域の使用可能領域
UNDO表領域の空き領域
ロールバックセグメントのエクステント監視
(割り当て可能な残りエクステント数)
(エクステント割り当てが可能かの監視)
ユーザオブジェクトのエクステント監視
(割り当て可能な残りエクステント数)
(エクステント割り当てが可能かの監視)
管理者オブジェクトのエクステント監視
(割り当て可能な残りエクステント数)
(エクステント割り当てが可能かの監視)
アーカイブ先の空き領域
状態の監視
ロールバックセグメントの状態
データファイルの状態
データファイル・ヘッダーの状態
テンポラリファイルの状態
REDOログファイルの状態
トリガーの状態
表領域の状態
オブジェクトの状態
インデックスの状態
表の制約定義
オブジェクト指定監視の監視条件設定は、以下の手順で設定します。
設定した内容の解除を行う場合は“7.3.5 オブジェクト指定監視の解除”を行ってください。