以下の機能をInterstage統合コマンドまたはInterstage管理コンソールを使用してセットアップし、これらの機能を“機能の追加と削除”でアンインストールする場合は、事前にInterstage統合コマンドまたはInterstage管理コンソールを使用して、これらの機能のサービス削除を行ってからアンインストールを実行してください。
イベントサービス
Webサーバ(Interstage HTTP Server)
なおセットアップの詳細に関しては、“運用ガイド(基本編)”の“Interstage統合コマンドによる運用操作”、 “Interstage管理コンソールによるInterstage運用”を参照してください。
“機能の追加と削除”で機能追加する場合、インストール時に使用されているポート番号を指定することはできません。このため、削除予定の機能が使用しているポート番号を追加予定の機能が設定しようとする場合、削除予定の機能がポートを使用中のため、設定することができない場合があります。これは、削除予定の機能が起動中の場合、ポートを使用しているため、ポートがすでに使用済みと判断されるからです。この場合、削除予定の機能のサービスを停止し、再度インストール処理を実施してください。
Interstageのマルチサーバ管理機能を使用している場合、管理対象サーバに対する“機能の追加と削除”は行えません。
“機能の追加と削除”を行う場合は、その管理対象サーバをサイトから削除し、スタンドアロンサーバにしてから実行してください。
“機能の追加と削除”でWebサーバコネクタ/J2EE互換機能をアンインストールする場合には、事前にInterstage管理コンソールを使用して、IJServerをすべて削除してください。
また、Java EE機能でWebアプリケーションへWebサーバを経由してアクセスしていた場合に、Webサーバコネクタ/J2EE互換機能をアンインストールすると、Webサーバとの連携が自動的に外れます。
事前に以下を参照し、Webサーバとの連携を外して問題ないか確認してください。アンインストール後は各定義項目を見直してください。
「Java EE運用ガイド」-「Webアプリケーションへのアクセスの運用形態を変更する場合」
「Java EE運用ガイド」-「Interstage HTTP ServerとJava EEの機能の違い」
“機能の追加と削除”でWebサーバコネクタ/J2EE互換機能を追加インストールして、Java EE機能のWebアプリケーションへのアクセスをWebサーバを経由しない運用からWebサーバを経由する運用へ変更する場合、インストール後に以下を参照して設定を変更してください。
「Java EE運用ガイド」-「Webアプリケーションへのアクセスの運用形態を変更する場合」
Interstage管理コンソールのセキュリティ運用形態を[SSL暗号化通信を使用する。]として運用している状態で、セキュア通信サービスをアンインストールする場合は、[SSL暗号化通信を使用しない。]設定に変更してください。設定方法の詳細については、“運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソールの構成”-“Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ”の“Interstage管理コンソールのSSL暗号化通信のカスタマイズ”を参照してください。
セキュリティ運用形態を変更した場合は、必要に応じてWindows(R)の[スタート]メニューから[プログラム] > [Interstage] > [Application Server] > [Interstage管理コンソール]のプロパティに指定してあるURLを変更してください。
“機能の追加と削除”でフレームワークをアンインストールする場合は、事前に以下の作業を実施してください。
フレームワークを使用したアプリケーションをワークユニットに配備している場合、配備解除してください。
ワークユニットの環境設定において、クラスパスにフレームワークのJARファイルを指定している場合は、クラスパスの設定から削除してください。
“機能の追加と削除”でJava EE機能をアンインストールする場合は、同時にJDK/JREのアンインストールやJDK/JREの種別の変更をしないでください。
上記の変更が必要な場合は、一度Java EE機能をアンインストールしてから、再度、インストーラを起動させ、“機能の追加と削除”でJDK/JREの状態を変更してください。
“機能の追加と削除”でJava EE 6機能をアンインストールする場合は、同時にJDK/JREのアンインストールやJDK/JREの種別の変更をしないでください。
上記の変更が必要な場合は、一度Java EE 6機能をアンインストールしてから、再度、インストーラを起動させ、“機能の追加と削除”でJDK/JREの状態を変更してください。