ページの先頭行へ戻る
FNA Server V7.2 使用手引書

5.5 メッセージの送信

本コマンドは、FNA Serverに対してメッセージを送信するコマンドです。

実行方法

本コマンドは、次のディレクトリ配下に格納されており、コマンドプロンプトから実行します。

本コマンドの実行には、OSの管理者権限が必要です。管理者権限のあるコマンドプロンプト(「管理者として実行」したコマンドプロンプト)から実行してください。

<FNA Serverをインストールしたディレクトリ>\bin\sendmsg.exe [<送信先> <メッセージ>]

オプション

内容

(指定なし)

コマンドの使用方法を表示します。

送信先

メッセージを送信するコンピュータ名を指定します。

コンピュータ名は、WINSやLMHOSTSなどで解決できる名前を指定します。ローカルコンピュータを指定する場合は、.(ドット)を指定します。

メッセージ

FNA Serverへ通知するメッセージを設定します。

  • check_clients_existence
    FNA Serverに接続しているすべての端末に対して、端末監視データを送信します。

  • terminate_transaction <コンピュータ名>
    指定したコンピュータとのトランザクションを強制終了させます。

  • write_memory_blocks
    FNA Serverが使用しているメモリの内容をファイルへ書き出します。
    なお、ファイルは、本メッセージ送信先コンピュータの次のディレクトリに、「xxxx.mem」というファイル名で生成されます。
    <FNA Serverをインストールしたディレクトリ>\cfg

例)コンピュータ名がSERVERであるコンピュータで動作しているFNA Serverに対して、端末監視データの送信を依頼する場合。

 sendmsg SERVER check_clients_existence

参 考

FNA Serverの設定などのユーティリティが異常終了した場合、それ以降、設定対象コンピュータに対する設定が行えなくなる場合があります。このような場合は、メッセージ送信コマンド(sendmsg)を使用して、コンピュータとのトランザクションを強制終了させてください。

例)設定対象コンピュータのコンピュータ名がSERVER、ユーティリティが動作していたコンピュータのコンピュータ名がCLIENTの場合。

sendmsg SERVER terminate_transaction CLIENT


▲ 注 意

terminate_transaction メッセージは、ユーティリティが異常終了してしまい、FNA Serverに対する設定が行えなくなった場合のみ使用してください。

terminate_transaction メッセージは、指定のコンピュータとの接続を強制的に切断します。指定のコンピュータにおいて、FNA Serverの設定などのユーティリティが動作していた場合、ユーティリティは異常終了し、設定情報が壊れる場合があります。