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FNA Server V7.2 使用手引書

4.5 端末情報(NMCLAN接続

セットアップユーティリティのツリービューにおいて、「FNA Server」→「端末情報」→「NMCLAN接続」を選択し、メニューから「プロパティ」を選択します。『NMCLAN接続のプロパティ』ダイアログボックスが表示されます。

NMCLAN接続のプロパティ(端末情報一覧ページ)

本ページでは、現在設定されているNMCLAN端末の一覧が表示され、NMCLAN端末の追加、更新、削除を行うことができます。

本ページでは、次の操作を行うことができます。

追加

端末情報を新規作成します。『端末情報(NMCLAN接続)のプロパティ』ダイアログボックスが表示されるので、必要な情報を入力して、[OK]ボタンをクリックします。

更新

「端末情報一覧」のリストで選択されている端末情報を更新します。『端末情報(NMCLAN接続)のプロパティ』ダイアログボックスが表示されるので、更新する情報を入力して、[OK]ボタンをクリックします。

削除

「端末情報一覧」のリストで選択されている端末情報を削除します。


端末情報(NMCLAN接続)のプロパティ(接続情報ページ)

本ページでは、NMCLAN端末とLUの関連付けを行います。

本ページでは、次の情報を設定します。

端末名

FNA Serverのモニターユーティリティにおいて表示される、この端末を識別するための名前を半角1~32文字以内で設定します。大文字、小文字は区別されます。

ノードアドレス

端末のノードアドレス(MACアドレス)を16進数12桁で設定します。

デバイス情報

端末のデバイスと通信制御サービスで設定されているLU情報を関連付けます。

  1. リストからデバイスを選択して、[選択]ボタンをクリックします。

    『LU・グループLUの選択』ダイアログボックスが表示されます。

  2. 関連付けを行うLU、またはグループLUを選択して、[OK]ボタンをクリックします。LU、またはグループLUとの関連付けを解除する場合は、リストからデバイスを選択して、[解除]ボタンをクリックします。


端末情報(NMCLAN接続)のプロパティ(詳細情報ページ)

本ページでは、NMCLAN端末の端末監視に関する設定を行います。なお、端末監視についての詳細は、「8.4 端末監視」を参照してください。

本ページでは、次の情報を設定します。

端末監視を行う

通信中の端末との接続状態を監視する場合は、チェックボックスをオンに設定します。

初期値:オン

端末監視時間

通信中の端末に対して送信する監視データの送信間隔を1~65535分の範囲で設定します。本情報は、「端末監視を行う」のチェックボックスをオンに設定した場合のみ有効です。

初期値:1分

▲ 注 意

端末監視を行う設定にした場合、FNA Server-端末間において、定期的にパケットが送信されます。FNA Server-端末間においてWANを経由する構成の場合、WANの課金に注意してください。


端末情報(NMCLAN接続)のプロパティ(タイマ情報ページ)

本ページでは、NMCLAN端末に関するDFCプロトコルのタイマ値の設定を行います。

▲ 注 意

通常、各設定項目の値を変更する必要はありません。

本ページでは、次の情報を設定します。

T1タイマ(CNCT送信後CACK受信待ち)

本タイマはFNA Serverでは使用しません。

T2タイマ(DISC送信後DCTD受信待ち)

切断要求コマンド(DISC)を送信してから応答コマンド(DCTD)を受信するまでの時間を0~256秒の範囲で設定します。また、応答コマンド(DCTD)を受信しなかった場合に切断要求コマンド(DISC)を再送する回数を0~256回の範囲で設定します。

初期値:2秒、7回

T3タイマ(SD送信後RR/RNR受信待ち)

データコマンド(SD)を送信してから応答コマンド(RR,RNR)を受信するまでの時間を0~256秒の範囲で設定します。

初期値:2秒


T4タイマ(ENQ送信後RR/RNR受信待ち)

応答を促すコマンド(ENQ)を送信してから応答コマンド(RR,RNR)を受信するまでの時間を0~256秒の範囲で設定します。また、応答コマンド(RR,RNR)を受信しなかった場合、応答を促すコマンド(ENQ)を再送する回数を0~256回の範囲で設定します。

初期値:2秒、7回

T5タイマ(RNR受信後ENQ送信待ち)

データコマンド(SD)の受信が失敗したことを通知するコマンド(RNR)を受信してから応答を促すコマンド(ENQ)を送信するまでの時間を0~256秒の範囲で設定します。また、データコマンド(SD)の受信が失敗したことを通知するコマンド(RNR)を受信してから一定時間(T5タイマ値)以内に受信可能コマンド(RR)を受信しなかった場合、応答を促すコマンド(ENQ)を再送する回数を0~256回の範囲で設定します。

初期値:1秒、30回

T6タイマ(無通信監視)を使用する

コネクションを確立した後、このコネクションの無通信状態を監視する場合はチェックボックスをオンに設定し、監視する時間を1~86400秒の範囲で設定します。なお、設定する場合は次の規則に合うように設定します。

T6タイマ = T3タイマ +( T4タイマ × T4タイマの再送回数+1 )秒 以上

また、設定した時間内にコマンドの送受信がない場合の動作を選択します。

  • コネクションを切断する

  • ENQを送信する

初期値:T6タイマを使用しない(T6タイマを使用する場合:17秒、コネクション切断)

T7タイマ(IDQ送信後IDR受信待ち)

本タイマはFNA Serverでは使用しません。