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Systemwalker Desktop Keeper V14g 運用ガイド 管理者編
Systemwalker

3.2.1 CTグループポリシーを変更する

CTグループポリシーを変更する

管理コンソールでポリシーを更新した場合、すべてのタブのポリシーが更新されます(設定を変更していない箇所については、同じ値で更新されます)。
設定を変更したタブ、または項目だけポリシーを更新することはできません。

CTグループポリシーの変更手順を説明します。

  1. [管理コンソール]を起動します。

  2. CTグループツリーから、ポリシーを設定するCTグループを選択します。

    →最新のポリシー情報が表示されます。

    注意

    以下の場合は、CTグループやCTリストの情報を最新にしてください

    以下の条件のどちらかを満たす場合、画面に表示される統合管理サーバ配下の管理サーバの、CTグループ、およびCTリストの情報は最新になっていない場合があります。

    • 管理サーバ側でCTグループツリーが変更された場合

    • Active Directory連携が実行され、グループツリーが変更となった場合

    最新にするには、[ツリー設定]メニューから[ツリー最新表示]を選択してください。


  3. ポリシー一覧の各タブで、ポリシーを変更します。

    ポリシーの設定項目の説明は、“2.4.1 端末初期設定をおこなう”を参照してください。

  4. 必要に応じて、CTグループの[名称]または[備考]を変更します。

    [名称]および[備考]に入力できる文字は、“グループ情報を変更する”を参照してください。

  5. 以下のどちらかのボタンをクリックし、ポリシーをCTグループに反映します。

    • [次回起動時に更新する]ボタンをクリックする場合

      各タブのポリシーがデータベースに反映されます。ただしクライアント(CT)には、即時にポリシーが反映されません。次回のクライアント(CT)起動時、クライアント(CT)が接続するサーバ(統合管理サーバ、または管理サーバ)と通信が行われたときに、最新のポリシーが反映されます。

    • [即時更新を行う]ボタンをクリックする場合

      • 各タブのポリシーがデータベースに反映され、稼働しているクライアント(CT)にも反映されます。
        ただし、[ファイル持出し禁止]タブの設定は、即時更新を行ったクライアント(CT)で持出しユーティリティが起動されていた場合は、次回の持出しユーティリティ起動時からポリシーが反映されます。

      • [印刷禁止]タブで許可しているアプリケーションが、即時更新を行ったクライアント(CT)で起動されていた場合は、次回のアプリケーション起動時からポリシーが反映されます。

      • [ログオン禁止]タブの設定でログオフまたはシャットダウンする設定にした場合、起動中のクライアント(CT)には即時に反映され、ログオフまたはシャットダウンされます。なお、稼働していないクライアント(CT)や、上位サーバと通信できないクライアント(CT)では、次回のクライアント(CT)起動時、クライアント(CT)が接続するサーバ(統合管理サーバ、または管理サーバ)と通信が行われたときに、最新のポリシーが反映されます。

    [次回起動時に更新する]ボタン、または[即時更新を行う]ボタンがグレーアウトされている場合は、CTグループの作成、移動、削除のあと、構成反映が実施されていない可能性があります。この場合、[ツリー設定]メニューから[CTグループ構成反映]を選択し、構成反映を実施してください。

    ポイント

    CTグループ内のクライアント(CT)数が多い場合は、[次回起動時に更新する]を選択することを推奨します

    統合管理サーバまたは管理サーバと接続されていないクライアント(CT)との接続タイムアウト時間は、クライアント(CT)1台につき5秒です。また、ネットワーク環境にも依存しますが、統合管理サーバまたは管理サーバと接続されているクライアント(CT)に、[即時更新]を行うと、ポリシー適用に要する時間は、クライアント(CT)1台につき1秒程度かかります。
    そのため、CTグループに対して即時更新を行う場合など、ポリシーの設定対象とするCT数が多いときは、[次回起動時に更新する]ボタンをクリックする運用を推奨します。


    →以下の画面が表示されます。

  6. ポリシーの適用方法を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

    • [このCTグループ]:
      設定したポリシーを選択したCTグループに適用します。変更することはできません。

    • [配下のサブグループ]:
      設定したポリシーを選択しているCTグループ配下のサブグループに適用します。

    • [配下のCT(即時に反映)]:
      設定したポリシーを選択したCTグループの配下のクライアント(CT)に適用します。
      配下のクライアント(CT)の[名称]および[備考]は上書きされません。
      [配下のサブグループ]を選択した場合に選択することができます。

  7. [名称]または[備考]を変更した場合は、[ツリー設定]メニューから[ツリー最新表示]を選択します。

    →[名称]または[備考]に入力した情報が、[管理コンソール]画面上に反映されます。

CTグループポリシーまたは、CTポリシーをコピーする

クライアント(CT)または、CTグループポリシーにすでに設定されているポリシーを、ほかのクライアント(CT)または、CTグループにコピーする方法を説明します。
ポリシーのコピーを利用すると、同じポリシーをほかのクライアント(CT)または、CTグループに設定できます。

手順を以下に示します。

  1. [管理コンソール]画面を起動します。

  2. コピー元となるクライアント(CT)または、CTグループを選択します。

    • クライアント(CT)の場合

      1. CTグループツリーから、コピー元となるクライアント(CT)が登録されているCTグループを選択します。

      2. CTリストからコピー元となるクライアント(CT)を選択します。

    • CTグループの場合

      1. CTグループツリーからコピー元となるCTグループを選択します。

  3. 選択したクライアント(CT)または、CTグループ上で右クリックします。

    →ポップアップメニューが表示されます。(下記の図は、CTポリシーをコピーする場合を示しています。)

  4. 表示されたポップアップメニューから[ポリシーコピー]を選択します。

  5. コピー先となるクライアント(CT)または、CTグループを選択します。

    • クライアント(CT)の場合

      1. CTグループツリーから、コピー先となるクライアント(CT)が登録されているCTグループを選択します。

      2. CTリストからコピー先となるクライアント(CT)を選択します。

    • CTグループの場合

      1. CTグループツリーからコピー先となるCTグループツリーを選択します。

  6. 選択したクライアント(CT)または、CTグループ上で右クリックします。

    →ポップアップメニューが表示されます。(下記の図は、クライアント(CT)へコピーする場合を示しています。)

  7. 表示されたポップアップメニューから[ポリシー貼り付け]を選択します。

    →ポリシー複写の確認画面が表示されます。

    • クライアント(CT)に貼り付ける場合

      ポリシーを複写し、複写後のポリシーをクライアント(CT)に即時反映する場合は[はい]を、ポリシーを複写し、複写後のポリシーは次回起動時に反映させる場合は[いいえ]を、ポリシーの複写をキャンセルする場合は[キャンセル]をクリックします。

    • CTグループに貼り付ける場合

      ポリシーを複写する場合は[OK]を、ポリシーの複写をキャンセルする場合は[キャンセル]をクリックします。