Systemwalker Desktop Keeper のCitrix XenApp監視機能を、インストールする方法について説明します。
旧版のCitrix Presentation Server監視機能がインストールされた状態で、V14.2.0のCitrix XenApp監視機能をインストールする場合は“第4章 バージョンアップ”を参照してください。
“Systemwalker Desktop Keeper リファレンスマニュアル”の“ポート番号一覧”を参照して、使用するポート番号を確認してください。
Citrix XenApp ServerにCitrix XenApp監視機能をインストールする手順は以下のとおりです。なお、動作環境については“Systemwalker Desktop Keeper 解説書”を参照してください。
Administratorsグループに所属するユーザー、またはDomain Adminsグループに所属するユーザーでWindowsにログオンします。他のアプリケーションを使用している場合は、終了してください。
Systemwalker Desktop KeeperのCD-ROMをPCにセットすると、以下の画面が表示されます。
「Citrix XenApp監視 インストール」を選択してください。
上記のインストーラ画面が起動しない場合は、CD-ROMドライブの「swsetup.exe」を起動してください。
「Citrix XenApp監視 セットアップへようこそ」画面が表示されるので、[次へ]ボタンをクリックしてください。
Citrix XenApp監視機能の「インストール先の選択」画面が表示されます。
表示されているインストール先から変更しない場合は、[次へ]ボタンをクリックしてください。
表示されているインストール先から変更する場合は、変更したいフォルダの[参照]ボタンをクリックし、フォルダを変更したあと、[次へ]ボタンをクリックしてください。
注意
圧縮や暗号の対象外にしてください
Citrix XenApp監視機能のインストール先フォルダを圧縮または暗号化の対象とした場合、プログラム動作に影響がでる可能性があるので、圧縮や暗号の設定を行わないでください。
ログファイル格納先を設定する「インストール先の選択」画面が表示されます。
表示されている格納先から変更しない場合は、[次へ]ボタンをクリックしてください。
表示されている格納先から変更する場合は、変更したいフォルダの[参照]ボタンをクリックし、フォルダを変更したあと、[次へ]ボタンをクリックしてください。
ログファイルを格納するフォルダのパスには、Windowsのシステムドライブ配下のフォルダを設定してください。(CドライブにOSをインストールした場合は、Cドライブがシステムドライブになります)
注意
持出し禁止ドライブを指定しないでください
ログが失われる恐れがあるため、ログファイルの格納先には、持出し禁止ドライブを指定しないでください。
「サーバ情報の入力」画面が表示されるので、接続するサーバの情報を設定して、[次へ]ボタンをクリックしてください。
[接続する(統合)管理サーバのIPアドレス]:接続する(統合)管理サーバのIPアドレスを入力します。
Citrix XenApp Serverを複数台で運用している環境では、すべてのCitrix XenApp Serverにおいて、[接続する(統合)管理サーバのIPアドレス]を統一してください。
[代替管理サーバのIPアドレス]:接続する(統合)管理サーバの異常時に、ユーザーポリシーを照会する代替管理サーバのIPアドレスを入力します。
代替管理サーバのIPアドレスは省略可能です。また、本機能は、以下の条件にすべてあてはまる場合に有効になります。
管理サーバが3階層の構成である
ユーザー一元管理の運用を行っている
クライアントの動作をユーザーポリシーで制御している
[使用するポート番号(受信用)]: Citrix XenApp監視とサーバサービス間を通信するためのポート番号(Citrix XenApp監視側受信用)を入力します。
[使用するポート番号(送信用)]: Citrix XenApp監視とサーバサービス間を通信するためのポート番号(Citrix XenApp監視機能自身の情報送信用)を入力します。
[使用するポート番号(送信用2)]: Citrix XenApp監視とサーバサービス間を通信するためのポート番号(Citrix XenApp監視側ログ一括送信用)を入力します。
「印刷監視方式の設定」画面が表示されるので、[この端末で設定されている全てのプリンタでの印刷を監視する(推奨)]を選択選択して、[次へ]ボタンをクリックします。
注意
プリンタサーバをサーバ系OS以外にした場合の設定について
サーバ系のOS(Windows Server® 2003, Windows Server® 2008)以外を、プリンタサーバにしている場合は、[この端末で設定されている全てのプリンタでの印刷を監視する(推奨)]を設定して運用したとき、プリンタサーバに10台以上接続して印刷することができなくなります。この場合は[ローカルプリンタでの印刷のみを監視する]を設定してください。[ローカルプリンタでの印刷のみを監視する]を設定する場合は、“2.5.1.1 ウィザード形式でインストールする”の手順10.を参照してください。
「パスワードの入力」画面が表示されるので、クライアント状態表示・変更ユーティリティのパスワードを設定して、[次へ]ボタンをクリックしてください。
なお、ここで設定するパスワードは、Citrix XenApp監視機能のアンインストールや保守コマンドの実行時に必要になります。入力内容の条件は以下のとおりです。
半角で32文字までの英数字および以下の記号以外が入力できます。
入力できない記号は、「&」「<」「>」「|」「\」「"」「~」「'」「?」「:」「^」です。
全角および半角の空白は入力できません。
半角のカナは入力できません。
注意
パスワードを忘れないでください
このパスワードは、Citrix XenApp監視機能のアンインストールや、保守コマンドの実行時に必要です。パスワードを忘れると、アンイントールや保守コマンドを実行できなくなるので注意してください。
「インストール準備の完了」画面が表示されます。
インストールを開始する場合は、[インストール]ボタンをクリックしてください。インストール処理が開始されます。
設定した内容を確認または、変更したい場合は、[戻る]ボタンをクリックし、再度設定をやりなおしてください。
処理が正常に完了すると、「インストール完了」画面が表示されます。
プログラムを使用するには、システムを再起動する必要があります。以下のどちらかを選択し、[完了]ボタンをクリックします。
[はい、今すぐコンピュータを再起動します。]
[いいえ、後でコンピュータを再起動します。]