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Systemwalker Desktop Keeper V14g 解説書
Systemwalker

2.3 管理機能

Systemwalker Desktop Keeperのシステム管理者は、

等によりシステム管理を行います。

以下に、管理機能の種類と概要を説明します。

ポリシー定義

管理コンソールで、CTポリシーおよびユーザーポリシーの定義、クライアント(CT)へのポリシーの配付およびクライアント(CT)から収集するログの定義を行います。

定義できるポリシーは以下の2つです。

また、部門管理者を設定することで、部門内での設定に限り、部門管理者に利用権限を与えることが可能です。

なお、CTポリシーとユーザーポリシーでは、ポリシーの種類、設定方法、および適用範囲が異なります。詳細については、“Systemwalker Desktop Keeper 運用ガイド 管理者編”を参照してください。

ログ参照・検索・追跡

Webコンソール(ログビューア)で、日時、ログの種類およびキーワード等の条件を指定し検索することができます。検索した結果は一覧に表示およびCSVファイルへの出力ができます。

また、部門管理者を設定することで、部門内でのログの参照に限り、部門管理者に利用権限を与えることが可能です。

また、指定したログからファイル操作追跡を行うこともできます。追跡可能なログ種別は以下のとおりです。

また、バックアップした操作ログを参照用のデータベースにリストアすることにより、過去の操作ログの参照が可能です。

自己版数管理

クライアント(CT)が自身の製品版数を把握し、古い版数の場合は、自動的に版数をアップします。自己版数管理機能は、Systemwalker Desktop Keeperのシステム管理者が自己版数アップ用のモジュールを管理サーバに配置することで実行することができます。

階層管理

クライアント(CT)を管理するサーバが複数存在する場合、統合管理サーバを設置して、階層化したサーバ管理ができます。

メール通知

クライアント(CT)においてポリシーに違反する操作がなされた場合、違反操作のログが収集されたあとに、管理者にメールで通知します。
また、管理サーバ/統合管理サーバのデータベース領域やディスク領域が枯渇した場合にも、管理者にメールで通知します。

イベントログへの記録

クライアント(CT)においてポリシーに違反する操作などが行われた場合、違反操作のログが収集されたあとに、そのクライアント(CT)が接続している統合管理サーバまたは管理サーバのイベントログに記録します。

状況表示

情報漏洩の恐れがある操作が実施されたPCの台数を、システム全体で集計・確認することができます。

クライアント(CT)への通知

クライアント(CT)へ用紙使用状況の通知を行うことにより、個人のコスト削減意識を向上させることができます。