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Systemwalker Desktop Keeper V14g 解説書
Systemwalker

2.1 禁止機能

クライアント(CT)における操作を強制的に禁止することができます。また、禁止された操作が行われた場合は禁止ログが記録されます。(ファイル持出し禁止は除きます)

禁止設定は管理コンソールから行うことができます。

以下に、禁止機能の種類と概要を説明します。

アプリケーションの起動禁止

起動禁止するアプリケーション名を設定し、不要なアプリケーションの起動を禁止します。禁止された操作は禁止ログとして記録されます。

印刷禁止

印刷を許可するアプリケーション名を設定し、許可されていないアプリケーションによる印刷を禁止します。禁止された操作が行われた場合は禁止ログが記録されます。また、各ユーザーの印刷を監視し、印刷ページ総数が指定ページ数を超えた時、以降の印刷を警告および禁止します。

PrintScreenキー禁止

PrintScreenキー操作によるハードコピー採取を禁止します。禁止された操作が行われた場合は禁止ログが記録されます。

ログオン禁止

ログオン禁止を行うグループを設定します。禁止された操作が行われた場合は禁止ログが記録されます。

ファイル持出し禁止

持出しを禁止するドライブ、持出しユーティリティの使用の有無、および暗号化実行を設定します。禁止された操作が行われた場合は禁止ログが記録されません。

メール添付禁止

禁止対象となるファイルをメールに添付して、送信または保存することを禁止します(注)。禁止された操作が行われた場合は、禁止ログが記録されます。

注)保存の禁止については、V12.0L20~V13.0.0互換方式の場合だけ使用できます。

URLアクセス禁止

許可されたURL以外へのアクセスを禁止します。禁止された操作が行われた場合は、アクセスを行ったタブが閉じられるか、またはInternet Explorerが強制終了され、禁止ログが記録されます。

FTPサーバ接続禁止

許可されたFTPサーバ以外への接続を禁止します。禁止された操作が行われた場合は、FTPサーバへの接続が強制終了され、禁止ログが記録されます。

Webアップロード・ダウンロード禁止

許可されたWebサイト以外からのアップロード・ダウンロード操作を禁止します。禁止された操作が行われた場合は、アップロード・ダウンロード操作が無効となり、禁止ログが記録されます。

クリップボード操作禁止

仮想環境と物理環境間のクリップボードを利用したコピーを禁止します。禁止された操作が行われた場合は、クリップボードが無効となり、禁止ログが記録されます。