エミュレータでイベントが発生した際に、ユーザが作成した関数で処理を行うためのメソッドを含むオブジェクトです。
メソッド名 | 機能 |
---|---|
SetOnDspemuScreenPreUpdate | エミュレータ画面更新前に呼び出される関数の登録 |
SetOnDspemuScreenUpdated | エミュレータ画面更新後に呼び出される関数の登録 |
エミュレータ画面更新前に呼び出される関数の登録
ホストから受信した画面データを、Webブラウザ上の画面に表示する直前に呼び出される関数を登録します。
●呼び出し形式
SetOnDspemuScreenPreUpdate(UserFunction)
●パラメータ
パラメータ | 説明 | 省略時の初期値 |
---|---|---|
UserFunction | 登録する関数オブジェクト | 省略できません |
●リターン値
関数の呼び出しに成功するとTRUEを返します。エラーの場合はFALSEを返します。
●JavaScriptを用いて記述した例
var Dspemu = new WsmgrDspemu(); // インスタンスの作成 Dspemu. event.SetOnDspemuScreenPreUpdate(onPreUpdate); function onPreUpdate() { // エミュレータ画面の更新前に行う処理 }
注意
次のメソッドは、SetOnDspemuScreenPreUpdateで登録したイベントで動作する関数には使用できません。
GetCursorPos
ShowTableData
エミュレータ画面更新後に呼び出される関数の登録
ホストから受信した画面データを、Webブラウザ上の画面に表示した直後に呼び出される関数を登録します。
●呼び出し形式
SetOnDspemuScreenUpdated(UserFunction)
●パラメータ
パラメータ | 説明 | 省略時の初期値 |
---|---|---|
UserFunction | 登録する関数オブジェクト | 省略できません |
●リターン値
関数の呼び出しに成功するとTRUEを返します。エラーの場合はFALSEを返します。
●JavaScriptを用いて記述した例
var Dspemu = new WsmgrDspemu(); // インスタンスの作成 Dspemu. event.SetOnDspemuScreenUpdated(onScreenUpdated); function onScreenUpdated(update) { // エミュレータ画面の更新後に行う処理 if(update) { // 画面更新あり } else { // 画面更新なし(カーソル移動など) } }