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WSMGR for Web V7.2 使用手引書L10

23.1 スクリプト機能の概要

スクリプト機能は、HTMLファイルのスクリプトからWSMGR for Webのマクロ機能と同等の処理を提供し、定型のオペレータ操作の自動化や繰り返し処理によるオペレータの操作を軽減するHTMLスクリプト機能と、スクリプトを記述することによりエミュレータ画面のカスタマイズと入力を補助するユーザスクリプト機能があります。スクリプトの記述は、JavaScriptを用いて記述します。

スクリプトには、以下の機能があります。


HTMLスクリプト機能


ユーザスクリプト機能


WSMGR for Webのスクリプト機能を利用する場合は、JavaScriptライブラリと2つのオブジェクトを使用します。

JavaScript名

用途

WsmgrHtmlScript

WSMGR for Webのスクリプト機能を記述したJavaScriptライブラリ

オブジェクト

用途

WsmgrConnectInfo

HTMLスクリプト動作環境の初期化

WsmgrDspemu

エミュレータ操作


呼び出し形式

HTMLスクリプトは、HTMLファイルで記述されるJavaScriptから使用することが可能なメソッドです。制御文などはJavaScriptの言語仕様に基づいて処理を記述することができます。
スクリプトからHTMLスクリプトを実行する場合の呼び出し方法を以下に示します。

構成

HTMLスクリプトのJavaScriptライブラリは以下の構成になっています。

注意

  • HTMLスクリプト機能はオペレータの入力軽減が目的であり、無人で自動実行させるものではありません。
    正常に動作しない場合にオペレータが復旧できる範囲で使用してください。

  • インターネット端末からHTMLスクリプト機能を利用する場合は、「6.9 運用について」を参照してください。