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WSMGR ソフトウェア開発キット V7.2 使用手引書L10

8.3.4 文字列の表示待機

任意の文字列がディスプレイ端末の画面に表示されるのを待機します。

文字表示をトリガとしたホストとの対話処理を行う際に有効です。


待機文字列を発見した場合には、その発見位置をプロパティに格納します。

アプリケーションは文字列と共に表示位置を確認する事もできます。

8.3.4.1 待機文字列の発見位置FoundTextRow、FoundTextColumnプロパティ

構文

object. FoundTextRow

object. FoundTextColumn

データ型

整数

アクセス方法

参照(「WaitText、~Async(文字列表示待機)」メソッドの呼出し後に有効)

初期値

0

対象エミュレータ

「WaitText、~Async(文字列表示待機)」メソッドが文字列を発見した場合、文字列の表示位置を行、桁で表します。

「WaitText、~Async(文字列表示待機)」メソッドが文字列を発見できなかった場合、値は0となります。

値は参照のみ可能であり、「WaitText、~Async(文字列表示待機)」メソッドの呼出し後に有効となります。

8.3.4.2 文字列表示待機WaitText、WaitTextAsyncメソッド

構文

object. WaitText ( string [,time [,row1,column1 [,row2 ,column2]]] )

object. WaitTextAsync ( string [,time [,row1,column1 [,row2,column2]]] )

引数

引数は次のものです。

項目

内容

string

文字列

表示を待機する文字列

time

整数

待機時間(秒単位)を-1、0~65535の範囲で指定します。

row1

整数

表示を待機する矩形範囲の開始行位置を指定します。

column1

整数

表示を待機する矩形範囲の開始桁位置を指定します。

row2

整数

表示を待機する矩形範囲の終了行位置を指定します。

column2

整数

表示を待機する矩形範囲の終了桁位置を指定します。

二重発行動作

キャンセル

復帰値

0:正常/その他の値:異常

対象エミュレータ

関連プロパティ

CodeConvType,DspemuRow,DspemuColumn

引数「time」で指定した時間の間、ディスプレイ端末に引数「str」で指定する文字列が表示されるのを待機します。

-1を指定した場合には無限待ちします。

0を指定した場合にはメソッド発行時の通信状態を確認して即時復帰します。

省略時には0が指定されたものとします。


引数「str」で指定する文字列を発見するか(既に表示されていた場合も含む)、引数「time」で指定した待機時間が経過した時点でメソッドの処理は完了します。

文字列の待機は引数「row1、column1、row2、column2」で指定する矩形内で行います。

「row1、column1」は合わせて省略が可能です。省略された場合には、1行1桁目を開始位置とします。

「row2、column2」は合わせて省略が可能です。省略された場合には、最終行、最終桁を終了位置とします。

矩形の指定有効範囲は1行、1桁から「DspemuRow、DspemuColumn(画面サイズ・行、桁)」プロパティが表すディスプレイ端末の最大行、桁までとなります。

引数の指定を省略した場合には、それぞれの最小、最大値を省略値として使用します。(全て省略した場合には全画面)


待機文字列を発見した場合には文字列の先頭位置を「FoundTextRow、FoundTextColumn(待機文字列の表示位置)」プロパティへ格納します。


引数「str」で指定する文字列中の1バイト文字は、「CodeConvType(1バイトコード変換種別)」プロパティで指定する変換種別でコード変換を行います。

8.3.4.3 文字列表示待機完了通知ResultWaitTextイベント

構文

object_ ResultWaitText ( result )

引数

引数は次のものです。

項目

内容

result

整数

WaitTextAsyncメソッドの処理結果

復帰値

意味を持ちません。

対象エミュレータ

「WaitTextAsync(文字列表示待機)」メソッドによる文字列の表示待機処理完了時に発生します。

イベントの引数として、文字列の表示待機結果が通知されます。