【機能】
相手システムとのセションを確立します。
【書式】
CALL "NDCL" USING DC-BLOCK DATA.
◆パラメータの説明
DC-BLOCK | 制御情報領域のデータ名 |
DATA | 送受信データ領域のデータ名 |
【入力】
◆制御情報領域
機能名 | "CNT□"を指定します。(□:空白(0x20)) |
ファイル名 | OPENで指定したファイル名を指定します。 |
セション確立方法 | 能動型のセション確立のみサポートします。 |
送信データ長 | バッファ領域に設定したログオンメッセージの有効データ長を指定します。 |
タイマ | LOGON開始待ち時間を1~99(秒単位)の範囲で指定します。 |
チェイン | ホストとデータの転送を行う際に、最初のデータ、途中のデータ、最後のデータというようにデータを分割して転送するか、分割せずに単一データとして転送するかを指定します。
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送信モード | WRITEで会話強制終了を行うか否かを指定します。
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◆送受信データ領域
ログオンメッセージ | ログオンメッセージは以下の形式で設定します。 |
文字位置 | 名称 | 設定値 | 備考 |
---|---|---|---|
1~9 | モード | X"002020202020202020" |
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10 | モード | X"F3" |
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11 | 相手PP名長 | X"08" | 16進指定(8バイト) |
12~19 | 相手PP名 | "SYSTEM01" | ASCII指定 |
20~21 | 予約領域 | X"0000" |
|
22 | ユーザデータ長 | X"nn" | 16進指定 |
23~nn | ユーザデータ | "LOGON AIM,,XXXXX" | ASCII指定 XXXXXはホストアプリ名(8バイト以内) |
※ユーザデータに設定する"LOGON ・・・"はDPCライブラリでコネクション確立時に使用するLOGON文字列とは関係ありません。NDCLインタフェースではユーザデータのホストアプリ名だけを使用します。
以下にログオンメッセージのパラメータブロックのコーディング例を示します。
01 LOGONDATA. 02 FILLER PIC X VALUE X"00". 02 FILLER PIC X(8) VALUE SPACE. 02 FLG PIC X VALUE X"F3". 02 PPNAMELEN PIC X VALUE X"08". 02 PPNAME PIC X(8) VALUE "SYSTEM01". 02 FILLER PIC 9(4) BINARY VALUE 0. 02 LOGONMSGLEN PIC X VALUE X"13". 02 LOGONMSG PIC X(19) VALUE "LOGON AIM,,XXXXXXXX".
【出力】
◆制御情報領域
完了情報 | 通知コードが4桁の外部10進数で通知されます。正常終了時は'0000'が通知されます。異常終了した場合、通知コードの詳細情報として詳細コードが16進表現で通知されます。 |