パソコンからDPCBEGINを実行し、ホストアプリケーションを起動した後、DPCTRANSFERを繰り返し、メッセージデータを連続して送信します。この方法は、ホスト拡張会話機能でコネクションを確立した状態で行うことができます。
会話終了は、パソコンから要求します。
●正常時の連続データ送信
DPCOPENでDPCライブラリの使用を開始する。
DPCCONNECTでホストとコネクションの確立を行う。
DPCBEGIN(送信権なし)でホストアプリケーションを指定し、必要なメッセージデータを送信する。
READで処理に必要なメッセージデータを受信する。
DPCTRANSFER(送信権なし)で必要なメッセージデータを送信する。
READで処理に必要なメッセージデータを受信する。
DPCTRANSFER(送信権なし)で別のメッセージデータを送信する。
READで処理に必要なメッセージデータを受信する。
DPCENDを送信し、会話を終了する。
READで会話終了を受信し、会話を終了する。
DPCDISCONNECT でコネクションの解放を行う。
DPCCLOSEでDPCライブラリの使用を終了する。
※7~8は繰り返し
●連続データ送信中にホストで送信要求が発生した場合
DPCOPENでDPCライブラリの使用を開始する。
DPCCONNECTでホストとコネクションの確立を行う。
DPCBEGIN(送信権なし)でホストアプリケーションを指定し、必要なメッセージデータを送信する。
READで処理に必要なメッセージデータを受信する。
DPCTRANSFER(送信権なし)で必要なメッセージデータを送信する。
READで処理に必要なメッセージデータを受信する。
DPCTRANSFER(送信権なし)で別のメッセージデータを送信する。
READで処理に必要なメッセージデータを受信する。
ホスト側で送信要求が発生したので、WRITEで送信権要求を送信する。
DPCTRANSFER(送信権なし)で別のメッセージデータを送信し、送信権要求を受信する。
READで処理に必要なメッセージデータを受信する。
DPCGCONTROLで送信権委譲を送信する。
READで送信権委譲を受信する。
WRITEで必要なメッセージデータを送信する。
DPCACCEPTで処理に必要なメッセージデータを受信する。
DPCENDを送信し、会話を終了する。
READで会話終了を受信し、会話を終了する。
DPCDISCONNECT でコネクションの解放を行う。
DPCCLOSEでDPCライブラリの使用を終了する。
※7~8は繰り返し
●連続データ送信中にアプリケーション間で同期をとる場合
DPCOPENでDPCライブラリの使用を開始する。
DPCCONNECTでホストとコネクションの確立を行う。
DPCBEGIN(送信権なし)でホストアプリケーションを指定し、必要なメッセージデータを送信する。
READで処理に必要なメッセージデータを受信する。
DPCTRANSFER(送信権なし)で処理に必要なメッセージデータを送信する。
READで処理に必要なメッセージデータを受信する。
DPCTRANSFER(送信権なし)で別のメッセージデータを送信する。
READで処理に必要なメッセージデータを受信する。
パソコン側で同期要求が発生したので、DPCSYNCで同期要求を送信する。
READで同期要求を受信する。
WRITEで同期肯定応答を送信する。
DPCSYNCの戻り値として同期肯定応答を受信し、メッセージデータの送信が終了をチェックする。送信未完了ならば、7~12を繰り返す。
メッセージデータ送信完了ならばDPCENDを送信し、会話を終了する。
READで会話終了を受信し、会話を終了する。
DPCDISCONNECT でコネクションの解放を行う。
DPCCLOSEでDPCライブラリの使用を終了する。
※7~8は繰り返し