業務ファイル変換ツールを利用した業務ファイルへの変換方法を説明します。
業務ファイル変換ツールを起動します。
業務ファイル変換ツールは、DPCライブラリのインストールフォルダに格納されています。ツールの実行ファイルは「dpcsetcv.exe」です。
例)DPCライブラリのインストールフォルダが「C:\Program Files\Fujitsu\DPCLIB」の場合、[スタート] メニューの検索ボックスに「C:\Program Files\Fujitsu\DPCLIB\dpcsetcv.exe」を入力してリターンを押下して起動できます。
または、[スタート] ボタン 、[すべてのプログラム]、[アクセサリ] をクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに「C:\Program Files\Fujitsu\DPCLIB\dpcsetcv.exe」を入力して【OK】をクリックして起動できます。
業務支援セットアップファイルのファイルパス名を入力します。
業務管理方式変更前の業務支援セットアップファイルと変換先のフォルダ名を指定します。
業務管理方式変更前のDPCライブラリ業務支援で作成した業務支援セットアップファイルを指定します。業務管理方式変更前の業務支援セットアップファイルは、通常DPCライブラリのインストールフォルダ上に「XDPCFTAM.SET」という固定ファイル名で存在しています。
NetWare版のDPC Serverの場合のみは、NetWareサーバのSYSボリューム配下の「SYSTEM」フォルダ上に「XDPCTASK.SET」という固定ファイル名で存在しています。
ファイルのフルパス名を設定してください。
DPCライブラリ業務支援で利用する業務ファイルの格納フォルダを設定します。DPCライブラリのインストールフォルダ配下の「FTM」フォルダがデフォルトで指定されています。通常はデフォルトのまま利用してください。すでに「FTM」フォルダ上に業務ファイルを作成している場合は、変換による上書きを防止するため、別の作業フォルダを指定することも可能です。
「オプション」メニューから業務支援セットアップファイルの形式を指定します。
変更前の業務支援セットアップファイルの形式を指定します。
変換前の業務支援セットアップファイルの形式を選択してください。通常は「自動判別」で変換が可能です。しかし、業務支援セットアップファイルの変換処理中にエラーが発生した場合や、変換結果が異常な場合は、手動でファイル形式を指定してください。
選択判断は、以下のようになります。
Windows 3.1版の DPCライブラリ V2.1で作成
Windows NT V3.5x版のDPCライブラリ V2.1で作成
Windows版のDPCライブラリ V4.1 L10、L20、L30、L35、L40で作成
Windows NT版のDPC Server V1.1 L10、L20で作成
NetWare版のDPC Server V1.1で作成
注意
DPCライブラリ V4.1L50以降、DPC Server V1.1L30で作成した業務ファイルは変換する必要はありません。
DPC Server V2.1L10以降で作成した業務ファイルは変換できません。
【変換】をクリックして、業務支援セットアップファイルを変換します。
変換処理で、変換しようとしたファイルがすでに存在する場合、処理の継続確認を要求されます。変換処理として以下の中から選択します。
【はい】 | このファイルに上書きします。 |
【全て上書き】 | このファイルに上書きし、以降のエラーでも上書きします。 |
【いいえ】 | この業務の変換を中止し、次の業務の変換から継続します。 |
【キャンセル】 | 変換処理を中止します。 |
「ファイル」メニューから「終了」を選択します。