DPCライブラリを動作させるために必要な相手システム名を設定します。
セットアップで設定した内容は、DPCライブラリを再起動すると有効になります。
スタートメニューより、「DPCライブラリ」→「DPCセットアップ」をクリックします。
DPCセットアップが起動され、メインウィンドウが表示されます。
注意
セットアップの起動は、Windowsのユーザアカウント制御(UAC)により管理者権限の許可操作が必要です。
セットアップファイル名を指定します。
デフォルトのセットアップファイル名がフルパスで表示されています。
デフォルト以外のセットアップファイル名を指定する場合は【参照】をクリックします。
セットアップファイル名選択ウィンドウが表示されるので、任意のファイルを指定し、【OK】をクリックします。拡張子は「DPC」固定です。
任意のセットアップファイルを使用してDPCライブラリを起動する場合は、起動時の設定が必要です。詳しくは『2.4 起動と終了』を参照してください。
【OK】をクリックします。
相手システム名設定ウィンドウが表示されます。
メインウィンドウのメニューに、「相手システム名設定」メニューが追加されます。
DPCライブラリで、接続先ホストの論理的な名前として使用します。
本相手システム名を使用してホストとのコネクションを確立した場合、そのコネクションによって、ホスト基本会話、ホスト拡張会話のどちらが可能であるかを示します。
ホストとコネクションを確立する際に使用します。
データ送信時に使用する接続名です(WSMGRで登録します)。
データ受信時に使用する接続名です(WSMGRで登録します)。会話種別がホスト基本会話の場合は送信接続名と同じものになります。
セットアップファイルが存在している場合はその内容を表示します。
リストの情報はソート可能です。ソートする項目をクリックするか、または「相手システム名設定」メニューの「整列」からソート方法を選択してください。
相手システム名を設定します。
「相手システム名設定」メニューから「追加」を選択します。
相手システム名詳細設定ウィンドウが表示されます。
各項目を設定し、【OK】をクリックします。
相手システム名を入力します。空白以外は指定可能です。最大8バイトです。ホスト基本会話は50個、ホスト拡張会話は25個まで登録可能です。
ホスト基本会話とホスト拡張会話のどちらで会話可能にするかを選択します。
LOGON文字列を入力します。最大160バイトです。このパラメータは省略可能です。省略した場合はコネクションを確立する際に、必ずLOGON文字列を指定してください。ここでLOGON文字列を設定しても、DPCライブラリ業務支援、アプリケーション等でコネクション確立を行う際に異なるLOGON文字列を指定すると、そちらでの設定が優先されます。
WSMGRで登録した接続名をコンボボックスより選択、または手入力します。会話種別において、ホスト基本会話を選択した場合は、受信接続名は入力不可能になり、[送信接続名]で選択した接続名が表示されます。WSMGRで登録可能な接続名かつ、空白を含まず32バイト以内のもののみ指定可能です。
変更したい相手システム名をリスト上で選択し、「相手システム名設定」メニューから「変更」を選択するか、ダブルクリックまたは<Enter>キーを押します。
相手システム名詳細設定ウィンドウが表示されます。
変更する項目を選択し、内容を変更して【OK】をクリックします。
削除したい相手システム名をリスト上で選択し、「相手システム名設定」メニューから「削除」を選択するか、<Delete>キーを押します。
確認のメッセージが表示され、【OK】をクリックします。
相手システム名の設定内容をファイルへ保存する場合は、相手システム名設定ウィンドウが表示された状態で、「ファイル」メニューから「保存」を選択します。
注意
セットアップは、WSMGRの接続名を取得する際、共通フォルダの接続名を取得し、個人フォルダの接続名は取得しません。DPCライブラリで使用する接続名はWSMGRの共通フォルダに登録してください。
また、接続名はアイコン名ではなくリンク先のファイル名(拡張子を除いた名前)を参照しています。通常はアイコン名とファイル名は同じになりますが、アイコン名の変更などを独自に行った場合はご注意ください。
セットアップを終了します。
「ファイル」メニューから「終了」を選択します。
設定内容が保存されていない場合は、設定内容を保存するかを確認するメッセージが表示されます。