このたびは「DP/Cライブラリ V7.2」(以降、DPCライブラリと略します)をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。
DPCライブラリは、以下のOSのもとで動作するFMVシリーズ(以降、パソコンと呼びます)上にホストコンピュータ(以降、ホストと呼びます)との連携機能、および、リモートデータベースアクセス機能による、パソコン上のアプリケーションからサーバデータベースのデータにTCP/IPでアクセスする機能を提供するものです。
DPCライブラリには、32ビット版の「DP/Cライブラリ V7.2」と、64ビット版の「DP/Cライブラリ(64bit) V7.2」があります。本書は両方の製品について説明しています。
「DP/Cライブラリ V7.2」動作OS
Windows® 7 (32-bit)
Windows Vista® Home Basic (32-bit)
Windows Vista® Home Premium (32-bit)
Windows Vista® Business (32-bit)
Windows Vista® Enterprise (32-bit)
Windows Vista® Ultimate (32-bit)
Microsoft® Windows Server® 2008 Foundation (32-bit)
Microsoft® Windows Server® 2008 Standard (32-bit)
Microsoft® Windows Server® 2008 Enterprise (32-bit)
「DP/Cライブラリ(64bit) V7.2」動作OS
Windows® 7 (64-bit)
Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Foundation (64-bit)
Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Standard (64-bit)
Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Enterprise (64-bit)
Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Datacenter (64-bit)
※Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 の Server Coreは未サポートです。
本書では、DPCライブラリの概要や機能、操作方法などを説明しています。
本書が皆様のお役に立つことを願っております。
2011年12月
Microsoft、Windows、Windows NT、Windows Server、Windows Vista、Visual C++、Visual Basic、Multiplanは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国にける登録商標および商標です。
SQL Serverは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標です。
ORACLEは、米国Oracle Corporationの登録商標です。
dBASEは、米国Inprise Corporationの米国での登録商標です。
Novell、NetWareは、米国Novell,Incの登録商標です。
IntranetWareは、米国Novell,Incの商標です。
Portion Copyright 1999 Microsoft Corporation
Copyright FUJITSU LIMITED 2011
[高度な安全性が要求される用途への使用について]
本製品は、一般事務用、パーソナル用、家庭用、通常の産業等の一般的用途を想定して開発・設計・製造されているものであり、原子力施設における核反応制御、航空機自動飛行制御、航空交通管制、大量輸送システムにおける運行制御、生命維持のための医療用機器、兵器システムにおけるミサイル発射制御など、極めて高度な安全性が要求され、仮に当該安全性が確保されない場合、直接生命・身体に対する重大な危険性を伴う用途(以下「ハイセイフティ用途」という)に使用されるよう開発・設計・製造されたものではありません。
お客さまは本製品を必要な安全性を確保する措置を施すことなくハイセイフティ用途に使用しないでください。また、お客さまがハイセイフティ用途に本製品を使用したことにより発生する、お客様または第三者からのいかなる請求または損害賠償に対しても富士通株式会社およびその関連会社は一切責任を負いかねます。
[インターネットでの使用について]
本製品は、インターネットへのサービスを提供する用途のためには設計・製造されておりません。インターネットに接続しない環境(イントラネット内)で使用するか、インターネットに接続して使用する場合は、運用環境によりセキュリティ侵害対策を構築した上でご使用ください。
■本書の構成
本書は、次の構成になっています。
章・タイトル | 内 容 |
---|---|
第1部 DPCライブラリ | |
第1章 DPCライブラリの概要 | DPCライブラリの概要や、機能について説明しています。DPCライブラリを初めてお使いになる方は必ずお読みください。 |
第2章 インストール/セットアップ | DPCライブラリを使用するためのインストールや、使用する前に行うセットアップについて説明しています。インストールおよびセットアップを行うときにお読みください。 |
第3章 コネクションモニタ | コネクションモニタの起動・終了方法について説明しています。コネクションモニタを使用するときにお読みください。 |
第4章 操作コマンド | DPCライブラリの操作コマンドについて説明しています。操作コマンドを使用するときにお読みください。 |
第5章 DPCライブラリ業務支援 | DPCライブラリ業務支援の概要と操作方法を説明しています。業務支援の操作を行うときにお読みください。 |
第2部 リモートデータベースアクセス機能 | |
第6章 リモートデータベースアクセス機能 | リモートデータベースアクセス機能の概要と使用方法について説明しています。 必要に応じてお読みください。 |
付録A サイレントインストール | サイレントインストールについて説明しています。 |
付録B 操作コマンドの完了コード | DPCライブラリの操作コマンドの完了コードについて説明します。必要に応じてお読みください。 |
付録C リターンコード | DPCライブラリのリターンコード、ローカルエラーコードの詳細を説明しています。必要に応じてお読みください。 |
付録D 各データベースのデータ型について | GS/PRIMEFORCE/Mシリーズ RDBII/SymfoWARE、PG6000/GP6000/Kシリーズ RDB6000/SymfoWARE6000、ORACLE、SQL Server、ODBCドライバのデータ型一覧を掲載しています。 |
■略称について
本書では、製品名および名称を次のように略しています。
製品名/名称 | 略称 |
---|---|
Windows® 7 | Windows 7 |
Microsoft® Windows Server® 2008 Foundation | Windows Server 2008 |
Windows Vista® Home Basic | Windows Vista |
Microsoft® Windows NT® Workstation Operating System Version4.0 | Windows NT |
Microsoft® Windows NT® Workstation Operating System Version3.5,3.51 | Windows NT 3.5x |
Microsoft® Windows® Operating System Version3.1 | Windows 3.1 |
Windows 7、Windows Server 2008、Windows Vista、Small Business Server 2011、Windows NT | Windows |
DP/Cライブラリ V7.2、DP/Cライブラリ V7.1 | DPCライブラリ |
DP/Cライブラリ ソフトウェア開発キット V7.2 | DPCライブラリ SDK |
WSMGR V7.2、WSMGR V7.1 | WSMGR |
JEF拡張漢字サポートV7.2、JEF拡張漢字サポートV7.1 | JEF拡張漢字サポート |
通信制御サービス V7.2、通信制御サービス V7.1 | 通信制御サービス |
DPC Server V6.0 | DPC Server |
Microsoft® Visual Basic® programming system | Visual Basic |
Microsoft® Visual C++® Development System and Tools | MSVC |
NetCOBOL Windows版 | COBOL |
NetWare®、IntranetWareTM | NetWare |
■ソフトウェア説明書について
本書で説明する事項以外で、参考となる情報や留意事項は、「ソフトウェア説明書」に記載されています。
DPCライブラリを使用する前に、必ずお読みください。
「ソフトウェア説明書」は、「readme.txt」というファイル名で製品媒体に入っています。DPCライブラリをインストールした後であれば、OSのスタートメニューより、「DPCライブラリ」→「ソフトウェア説明書」をクリックしてください。テキストファイルに関連づけられたエディタによってソフトウェア説明書が開かれます。