以下の手順で、サーバを準備します。
NetCOBOL開発・運用パッケージをインストールします。詳細は、“NetCOBOL インストールガイド”を参照してください。
サーバがLinuxおよび、Solarisの場合、NetCOBOL分散開発環境のサーバ側の設定を行います。詳細は、“NetCOBOL UNIX分散開発の手引き”を参照してください。
NetCOBOL分散開発環境を利用するためには、以下のサービスが必要です。これらのサービスがサーバにインストールされているかどうかを確認し、インストールされていない場合にはインストールを行ってください。
ftpd
rexec
ftpdおよびrexecのインストール方法については、“NetCOBOL UNIX分散開発の手引き”の“サーバ側の環境設定”を参照してください。
Solaris 10を使用している場合は、以下のコマンドを実行して、rexecが起動されているかどうかを確認してください。
# svcs -a | grep rexec |
“disabled HH:MM:SS svc:/network/rexec:default”と表示された場合には、以下のコマンドを実行してrexecを起動してください。
# svcadm enable svc:/network/rexec:default |
NetCOBOL分散開発環境を利用するためには、以下のサービスが必要です。これらのサービスがサーバにインストールされているかどうか確認し、インストールされていない場合にはインストールを行ってください。
ftpd
rexec
rsh-server
ftpdおよびrexecのインストール方法については、“NetCOBOL UNIX分散開発の手引き”の“サーバ側の環境設定”を参照してください。
rsh-serverのインストールおよび起動方法を以下に示します。
以下のコマンドを実行して、rsh-serverがインストールされているかどうかを確認してください。
# rpm -q rsh-server |
“package rsh-server is not installed”と表示された場合には、rsh-serverをインストールしてください。
/etc/xined.d/rexecを編集して、以下のように修正してください。
[修正前]
disable yes |
[修正後]
disable no |
以下のコマンドを実行して、rshを起動してください。
# /sbin/chkconfig rexec on |
Interstage Business Application Server アプリケーションサーバ機能をインストールします。詳細は、“Interstage Business Application Server インストールガイド”を参照してください。
◆FTP運用時の注意
ftpdサービスの初期設定で、テキストモード(ASCII転送)でのファイル転送が有効になっていない場合は、有効になるように設定を変更してください。
vsftpdの設定例を、以下に示します。
/etc/vsftpd/vsftpd.confファイルの“ascii_upload_enable”および“ascii_download_enable”がコメントで無効になっている場合、以下のようにコメントを削除して有効化してください。
ascii_upload_enable=YES ascii_download_enable=YES |
◆ファイル転送時の注意
FTPでファイルを転送する場合、文字コードが“UTF-8(BOM無し)”、および改行コードが“LF”となるようASCII転送を使用してください。