同期アプリケーション連携実行基盤では、標準ログとして以下のログを自動的に出力します。したがって、業務アプリケーションに標準ログを出力するための処理を記述する必要はありません。
システムログ
同期アプリケーション連携実行基盤の稼働状況や、エラー状況を出力します。これにより、アプリケーションの処理状況や異常が発生した場合のトラブル状況を把握することができます。
システムログが出力される契機は以下のとおりです。
業務処理の呼出し時
業務共通制御の呼出し時
起動停止などのインフォメーション発生時
WU停止事象発生時
業務処理の呼出し時のシステムエラー発生時
業務共通制御の呼出し時のシステムエラー発生時
同期アプリケーション連携実行基盤の提供するAPIの呼出し時
性能ログ
アプリケーションの開始から終了までにかかった時間を出力します。これにより、ボトルネックの早期検出や処理の改善を分析するための情報として利用できます。
標準ログの詳細については、“Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)”の“運用情報の採取のための標準ログの利用”を参照してください。