必要に応じ、オリジナルのバッチジョブ定義の退避を行ってください。
# cd /export/home/ijob/sample/filemodel |
バッチジョブ定義の“jobdb1.jdd”、“jobdb2.jdd”を編集し、COBOLのバッチアプリケーションに渡すパラメタの追加とそのパラメタ値の変更を行います。
編集作業は開発環境でバッチジョブ定義エディタを使用して行います。
タスクバーの[スタート]メニューから[プログラム](または、[すべてのプログラム])> [Interstage] > [Studio]メニュー内の[Interstage Studio]を選択し、Interstage Studioを起動します。
バッチジョブ定義プロジェクトを作成していない場合は、“D.2.1.1.2 バッチジョブ定義プロジェクトの作成”の手順に従い、作成を行います。
バッチジョブ定義“jobdb1.jdd”、“jobdb2.jdd”を開発環境へ転送していない場合は、“D.2.1.1.3 開発環境へのジョブ定義の転送”の手順に従い、転送を行います。
転送した“jobdb1.jdd”、“jobdb2.jdd”をバッチジョブ定義エディタで編集します。
jobdb1.jddの編集
プロジェクト“JYUHATTYUPRJ”を選択して右クリックし、メニューから[更新]を選択します。
プロジェクト配下に転送したファイルが表示されます。
バッチジョブ定義“jobdb1.jdd”を開きます。
バッチジョブ定義ファイルを開くには、Interstage Studioに表示されるファイルの一覧からファイルをクリックするか、コンテキストメニューから[開く]、または[アプリケーションから開く] > [ジョブ定義エディタ]を選択します。
[ステップ定義]タグをクリックし、ステップ定義画面を表示します。
“step1”を選択し、[更新]ボタンをクリックし、ジョブステップ定義ダイアログを表示します。
ジョブステップダイアログの[バッチアプリケーション定義]タグをクリックします。
[パラメタ値]が“SIVALUE”のパラメタ定義を選択して、[更新]ボタンをクリックし、パラメタの設定ダイアログを表示します。
[パラメタ値]を“kak1”に変更します。
[OK]ボタンをクリックし、パラメタの設定ダイアログを閉じます。
[追加]ボタンをクリックし、パラメタ設定ダイアログを表示します。
[データ長]に“10”、[パラメタ値]に“kak2”を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
[OK]ボタンをクリックし、ジョブステップ定義画面を閉じます。
“step2”についても同様の手順で以下のパラメタを定義します。
データ型 | データ長 | パラメタ値 |
---|---|---|
PIC_X(n):英数字項目 | 10 | tyu1 |
PIC_X(n):英数字項目 | 10 | tyu2 |
以下のいずれかの操作を行い、バッチジョブ定義を保存します。
メニューバーから[ファイル] > [保存]を選択
ツールバーのをクリック
jobdb2.jddの編集
“jobdb1.jdd”と同様の手順で、以下のパラメタを定義します。
ステップ名 | データ型 | データ長 | パラメタ値 |
---|---|---|---|
step3 | PIC_X(n):英数字項目 | 10 | syo1 |
PIC_X(n):英数字項目 | 10 | syo2 | |
step4 | PIC_X(n):英数字項目 | 10 | hat1 |
PIC_X(n):英数字項目 | 10 | hat2 |
バッチサーバへのバッチジョブ定義の転送
プロジェクト“JYUHATTYUPRJ”のディレクトリ配下にあるバッチジョブ定義“jobdb12.jdd”をバッチサーバの以下のディレクトリに転送します。
/export/home/ijob/sample/filemodel/jdd
バッチジョブ定義エディタの操作の詳細は、“Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド”の“バッチジョブ定義エディタ”を参照してください。