ページの先頭行へ戻る
Interstage Business Application ServerV10.0.0 メッセージ集
Interstage

64.4.1 SETUP-CMD-30001

Failed to execute command(detail=%1)

メッセージ種別

エラー

メッセージの意味

詳細情報のコマンドの実行に失敗しました。

パラメタの意味

%1:実行に失敗したコマンド名

システムの処理

処理を中止します。

対処方法

以下の対処を行ってください。

  • mqdunsetupで失敗した場合

    以下のメッセージが表示されている場合、MQDシステムの環境の削除に失敗しています。

    mqdunsetup:エラー:MQD4103:MQDシステムは停止状態ではありません: SYSTEM=MQDシステム名

    以下のコマンドを実行し、MQDシステムの環境を削除してください。

    mqdunsetup -s MQDシステム名

    “MQDシステム名”はセットアップ時に設定した名前です。デフォルトはMQDESI01です。

  • symjddefdsコマンドで失敗した場合

    以下のメッセージが表示されている場合、JDBCデータソースの削除に失敗しています。

    symjd10009:ネーミングサービスでエラーが発生しました  詳細:javax.naming.CommunicationException: This DataSource is already used by application.

    Symfoware JDBCネーミングサービスを再起動し、symjddefdsコマンドを実行してJDBCデータソースを削除してください。JDBCデータソース名は"esimsgdb"を指定してください。

    symjddefds -unbind -ds esimsgdb
  • apfwdelnsgwtblコマンドで失敗した場合

    以下の場合に、apfwdelnsgwtblコマンドで失敗する場合があります。

    • esisetup_dbenvコマンド実行時に-wを指定してセットアップした環境をesiunsetup_dbenvコマンドでアンセットアップ時に-fオプションを指定して実行した場合

    • esisetenv_jmsrenvコマンド実行時に-wを指定してセットアップした環境をesiunsetenv_jmsrenvコマンドでアンセットアップ時に-fオプションを指定して実行した場合

    • esisetenv_jmsrenv_osauthコマンド実行時に-wを指定してセットアップした環境をesiunsetenv_jmsrenv_osauthコマンドでアンセットアップ時に-fオプションを指定して実行した場合

    以下のメッセージが表示されますが、データベーススペースがすでに削除済みであることを意味するため、本エラーの対処は不要です。

    apfwdelnsgwtbl ESIMSGACCUMULATIONDBSPACE RDBシステム名
    rdb: ERROR: qdg12226e:データベーススペース削除文の実行で重症エラーを検出しました 詳細メッセージ='JYP4204E 指定されたデータベーススペース“ESIMSGACCUMULATIONDBSPACE”が,定義されていません.' エラーが発生した文の先頭位置=1 (システム名=RDBシステム名)
  • esstartchnlコマンドで失敗した場合

    以下のメッセージがシステムのログに表示されている場合、CORBAサービスのリクエスト実行用スレッドの資源が不足しています。CORBAサービスの動作環境ファイル(config)のmax_exec_instanceの値を見直してください。

    OD: エラー: od10920:リクエスト実行用スレッドが、設定値を超えて起動されました。(max_exec_instance = 16384)
    ES: エラー: es10014: [311002] イベントサービスの活性化に失敗しました。:EXCEPTION=IDL:CORBA/StExcep/NO_RESOURCES:1.0, minor=0x464a0073, pid=68616
    ES: エラー: es10802: [208006] 通信エラーが発生しました。:EXCEPTION=IDL:CORBA/StExcep/NO_IMPLEMENT:1.0, minor=0x464a0880
    OD: 情報: od11102:アプリケーションの終了処理を受け付けました。キュー名:IDL:FJNotify/queue:1.0 モード: 2
    ES: エラー: es10026: [102418] イベントチャネルの起動に失敗しました。

    本エラー発生後に作成、追加するISIサーバ、およびJMS-Rキューの数に応じてmax_exec_instanceに加算する値を算出します。追加するISIサーバ、またはJMS-Rキューの合計に256を乗算した値をmax_exec_instanceに加算してください。例えば、ISIサーバを1つ追加、JMS-Rキューを3つ追加する場合、4*256=1024を加算します。CORBAサービスの動作環境ファイル(config)の編集方法は、“Interstage Application Server”の“チューニングガイド”を参照してください。

上記以外の場合、実行に失敗したコマンドのエラーメッセージに従って対処してください。