メッセージ種別
エラー
メッセージの意味
詳細情報のコマンドの実行に失敗しました。
パラメタの意味
%1:実行に失敗したコマンド名
システムの処理
処理を中止します。
対処方法
以下の対処を行ってください。
mqdunsetupで失敗した場合
以下のメッセージが表示されている場合、MQDシステムの環境の削除に失敗しています。
mqdunsetup:エラー:MQD4103:MQDシステムは停止状態ではありません: SYSTEM=MQDシステム名
以下のコマンドを実行し、MQDシステムの環境を削除してください。
mqdunsetup -s MQDシステム名
“MQDシステム名”はセットアップ時に設定した名前です。デフォルトはMQDESI01です。
symjddefdsコマンドで失敗した場合
以下のメッセージが表示されている場合、JDBCデータソースの削除に失敗しています。
symjd10009:ネーミングサービスでエラーが発生しました 詳細:javax.naming.CommunicationException: This DataSource is already used by application.
Symfoware JDBCネーミングサービスを再起動し、symjddefdsコマンドを実行してJDBCデータソースを削除してください。JDBCデータソース名は"esimsgdb"を指定してください。
symjddefds -unbind -ds esimsgdb
apfwdelnsgwtblコマンドで失敗した場合
以下の場合に、apfwdelnsgwtblコマンドで失敗する場合があります。
esisetup_dbenvコマンド実行時に-wを指定してセットアップした環境をesiunsetup_dbenvコマンドでアンセットアップ時に-fオプションを指定して実行した場合
esisetenv_jmsrenvコマンド実行時に-wを指定してセットアップした環境をesiunsetenv_jmsrenvコマンドでアンセットアップ時に-fオプションを指定して実行した場合
esisetenv_jmsrenv_osauthコマンド実行時に-wを指定してセットアップした環境をesiunsetenv_jmsrenv_osauthコマンドでアンセットアップ時に-fオプションを指定して実行した場合
以下のメッセージが表示されますが、データベーススペースがすでに削除済みであることを意味するため、本エラーの対処は不要です。
apfwdelnsgwtbl ESIMSGACCUMULATIONDBSPACE RDBシステム名 rdb: ERROR: qdg12226e:データベーススペース削除文の実行で重症エラーを検出しました 詳細メッセージ='JYP4204E 指定されたデータベーススペース“ESIMSGACCUMULATIONDBSPACE”が,定義されていません.' エラーが発生した文の先頭位置=1 (システム名=RDBシステム名)
esstartchnlコマンドで失敗した場合
以下のメッセージがシステムのログに表示されている場合、CORBAサービスのリクエスト実行用スレッドの資源が不足しています。CORBAサービスの動作環境ファイル(config)のmax_exec_instanceの値を見直してください。
OD: エラー: od10920:リクエスト実行用スレッドが、設定値を超えて起動されました。(max_exec_instance = 16384) ES: エラー: es10014: [311002] イベントサービスの活性化に失敗しました。:EXCEPTION=IDL:CORBA/StExcep/NO_RESOURCES:1.0, minor=0x464a0073, pid=68616 ES: エラー: es10802: [208006] 通信エラーが発生しました。:EXCEPTION=IDL:CORBA/StExcep/NO_IMPLEMENT:1.0, minor=0x464a0880 OD: 情報: od11102:アプリケーションの終了処理を受け付けました。キュー名:IDL:FJNotify/queue:1.0 モード: 2 ES: エラー: es10026: [102418] イベントチャネルの起動に失敗しました。
本エラー発生後に作成、追加するISIサーバ、およびJMS-Rキューの数に応じてmax_exec_instanceに加算する値を算出します。追加するISIサーバ、またはJMS-Rキューの合計に256を乗算した値をmax_exec_instanceに加算してください。例えば、ISIサーバを1つ追加、JMS-Rキューを3つ追加する場合、4*256=1024を加算します。CORBAサービスの動作環境ファイル(config)の編集方法は、“Interstage Application Server”の“チューニングガイド”を参照してください。
上記以外の場合、実行に失敗したコマンドのエラーメッセージに従って対処してください。