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Interstage Business Application ServerV10.0.0 メッセージ集
Interstage

8.49.1 qdg20729u

RLCの内容が不当です パス名='s*' オフセット=d* サイズ=e* RLP名='t*' u*

[メッセージの意味]

以下の場合が考えられます。

- RLCが循環使用されています

- 等価性コピーの開始方法に誤りがあります

- ディスクの入出力障害が発生しています

- データの内容が破壊されています

[パラメタの意味]

s*: RLCのパス名

d*: 不当データを検出したオフセット(キロバイト)

値が確定できない場合は0が表示されます。

e*: 不当データを含むデータサイズ(キロバイト)

値が確定できない場合は0が表示されます。

t*: RLP名

u*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

以下のいずれかの対処を行ってください。

<Symfoware Active DB Guardの場合>

- 本メッセージの直前にRLCを循環使用した旨の警告メッセージが出力されている場合

循環使用されたRLCの内容をRLC退避ファイルから抽出してください。

- swsrpstartsyncコマンドの-Xskipオプションを実行して等価性コピーの開始を行っている場合

swsrpcancelコマンドを実行し、その後、swsrpstartsyncコマンドの-Xskipオプションを指定せずに等価性コピーを開始してください。

swsrpstartsyncコマンドおよびswsrpcancelコマンドの詳細については“ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書”を参照してください。

- 上記のいずれにも該当しない場合

“Symfoware Active DB Guard運用ガイド”のRLCのリカバリに従ってRLCをリカバリしてください。

<Symfoware Server Mirroring Controllerの場合>

- dxrecstartsync.shの-m sオプションを指定して等価性コピーの開始を行っている場合

dxreccancel.shで等価性コピーの終了を実施し、その後、dxrecstartsync.shの-m rオプションを指定して等価性コピーの開始をしてください。

- 上記以外の場合

“Symfoware Server Mirroring Controller運用ガイド”のRLCのリカバリに従って、RLCをリカバリしてください。