[メッセージの意味]
以下の場合が考えられます。
- RLCが循環使用されています
- 等価性コピーの開始方法に誤りがあります
- ディスクの入出力障害が発生しています
- データの内容が破壊されています
[パラメタの意味]
s*: RLCのパス名
d*: 不当データを検出したオフセット(キロバイト)
値が確定できない場合は0が表示されます。
e*: 不当データを含むデータサイズ(キロバイト)
値が確定できない場合は0が表示されます。
t*: RLP名
u*: RDBシステム名
RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。
[システムの処理]
処理を中止します。
[利用者の処置]
以下のいずれかの対処を行ってください。
<Symfoware Active DB Guardの場合>
- 本メッセージの直前にRLCを循環使用した旨の警告メッセージが出力されている場合
循環使用されたRLCの内容をRLC退避ファイルから抽出してください。
- swsrpstartsyncコマンドの-Xskipオプションを実行して等価性コピーの開始を行っている場合
swsrpcancelコマンドを実行し、その後、swsrpstartsyncコマンドの-Xskipオプションを指定せずに等価性コピーを開始してください。
swsrpstartsyncコマンドおよびswsrpcancelコマンドの詳細については“ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書”を参照してください。
- 上記のいずれにも該当しない場合
“Symfoware Active DB Guard運用ガイド”のRLCのリカバリに従ってRLCをリカバリしてください。
<Symfoware Server Mirroring Controllerの場合>
- dxrecstartsync.shの-m sオプションを指定して等価性コピーの開始を行っている場合
dxreccancel.shで等価性コピーの終了を実施し、その後、dxrecstartsync.shの-m rオプションを指定して等価性コピーの開始をしてください。
- 上記以外の場合
“Symfoware Server Mirroring Controller運用ガイド”のRLCのリカバリに従って、RLCをリカバリしてください。