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Interstage Business Application ServerV10.0.0 アプリケーション開発ガイド
Interstage

H.2 開発の流れ

サーバアプリケーションの開発の流れを以下に示します。

準備

サーバアプリケーションを新規に作成するために必要な準備を行います。

COBOL登録集の作成・修正

Windows開発環境上で、サーバアプリケーションのインタフェースをCOBOL登録集に記述します。

COBOLサーバアプリケーションの作成・修正

Windows開発環境上で、COBOLサーバアプリケーションを、作成または修正します。

コンパイル・リンク・デバッグ

NetCOBOLのUNIX分散開発支援機能を利用して、COBOLサーバアプリケーションをコンパイル、リンク、およびデバッグします。

デバッグ作業をサーバ上で行います。

注意

NetCOBOLのUNIX分散開発支援機能は、サーバがSolaris、またはLinuxの場合に使用します。
サーバがWindowsの場合は、COBOLプロジェクトマネージャのビルド機能を使用して、Windowsクライアント上でコンパイル、リンク、およびデバッグを行ってください。

アプリケーション情報入力ファイルの作成・修正

Windows開発環境上で、アプリケーション情報入力ファイルをXML形式で記述します。

システム構築シートの入力

システム構築シートを利用して、実行環境を作成するための手順や操作を出力します。

COBOL実行基盤インタフェースの生成(ツール実行)

COBOL実行基盤インタフェース生成ツール(apfwcblコマンド)を実行して、COBOL実行基盤インタフェースソースファイル、アプリケーションインタフェース定義ファイル、およびアプリケーション呼出し定義ファイルを生成します。

サーバへのアプリケーション資産の転送

COBOL実行基盤インタフェースソースファイル、および配備資産、環境作成用の定義ファイルを含めたアプリケーション資産を、サーバに転送します。

Windowsクライアント上でCOBOL実行基盤インタフェースを含むコンパイル・リンクを行う場合、コンパイル・リンクを行ってから、COBOLサーバアプリケーションをサーバに転送してください。

COBOL実行基盤インタフェースを含むコンパイル・リンク

転送した資産を使用し、アプリケーション連携実行基盤から呼び出されるCOBOLサーバアプリケーションをビルドします。

環境作成/変更・配備/再配備

サーバアプリケーションを配備するために、システム構築シートを利用して事前に実行環境を作成します。作成後、サーバアプリケーションを実行環境に配備します。

テスト

配備したサーバアプリケーションをテストします。