システムコンソールがないモデルの場合、PRIMEPOWERで発生したハードウェア異常は、ESF(マシン管理)がsyslogへ出力したメッセージを、Systemwalker Centric Manager 業務サーバが収集し、運用管理サーバへ通知します。
PRIMEPOWERのハードウェア異常を監視するためには、ESFが出力する重要なメッセージをイベント監視の条件定義で設定する必要があります。
図3.1 システムコンソールがないモデルの通知イメージ
以下で提供しているSystemwalkerテンプレートを適用することで、ESFからの重要なメッセージをSystemwalker Centric Manager 運用管理サーバへ通知し、ハードウェアの異常を監視することができます。
Systemwalker Centric Manager 技術情報 URL | http://software.fujitsu.com/jp/technical/systemwalker/centricmgr/template/ |
Systemwalkerテンプレートの適用に関する詳細は、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”、およびSystemwalkerテンプレートに添付されているreadmeを参照してください。
Systemwalkerテンプレートを適用しない方法で監視する場合は、“Enhanced Support Facility マシン管理説明書”のメッセージ一覧を参照し、イベント監視の条件定義を設定してください。
設定方法の詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。
また、通知されたメッセージを契機として、メールによる管理者への自動通知、特定のトラブル発生時に、自動的に復旧コマンドを起動し、自動対処することができます。設定方法については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。