Spring Frameworkでは、IJServer間連携機能を利用することによって、アプリケーションをWeb層、AP層に分離して運用することができます。
Spring Frameworkで管理する業務アプリケーション間で処理を連携する運用構成図を以下に示します。
図8.7 運用形態が基本型の場合
図8.8 運用形態が分離型の場合
運用形態が分離型の場合、IJServerのプロセス多重度を設定することで、Web層の業務アプリケーションから呼び出されるAP層の業務アプリケーションの処理を分散することが可能になります。
運用形態が分離型の場合におけるIJServerの起動・停止順序を以下に示します。
ここでは、Web層のIJServerを“Webアプリケーションサーバ”、AP層のIJServerを“業務アプリケーションサーバ”とします。
図8.9 [Webアプリケーションサーバおよび業務アプリケーションサーバの起動・停止順序]
Webアプリケーションサーバおよび業務アプリケーションサーバの各運用操作の詳細は、“Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EEユーザーズガイド(旧版互換)”を参照してください。