Spring Frameworkでは、リモーティング機能を利用することによって、アプリケーションをWeb層、AP層に分離して運用することができます。
運用形態がWeb-AP分離型の場合、IJServerクラスタのインスタンスを増やすことで、Web層の業務アプリケーションから呼び出されるAP層の業務アプリケーションの処理を分散することが可能になります。
運用形態がWeb-AP分離型の場合におけるIJServerクラスタの起動・停止順序を以下に示します。
ここでは、Web層のIJServerクラスタを“Webアプリケーションサーバ”、AP層のIJServerクラスタを“業務アプリケーションサーバ”とします。
図3.4 [Webアプリケーションサーバおよび業務アプリケーションサーバの起動・停止順序]
Webアプリケーションサーバおよび業務アプリケーションサーバの各運用操作の詳細は、“Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド”を参照してください。