テンポラリログファイルの作成時に指定した、ログインデックス域、BIログ域、AIログ域を異なるファイルに作成することによって、ファイルへの負荷を分散することができます。
ファイルの変更は、以下の運用形態により異なります。
アーカイブログ運用を行っている場合
アーカイブログ運用を行っていない場合
■アーカイブログ運用を行っている場合
ファイルを変更する場合は、テンポラリログファイルを再作成します。このとき、Symfoware/RDBは正常停止状態でなければなりません。テンポラリログファイルの再作成は、rdblogコマンドで行います。
参照
rdblogコマンドの指定方法の詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
媒体の変更は、以下の手順で行います。
テンポラリログファイルの状態確認
テンポラリログファイルの再作成
◆1) テンポラリログファイルの状態確認
rdblogコマンドのVオプションおよびtオプションで、テンポラリログファイルの状態が未使用(Statusが“---”)であることを確認します。
◆2) テンポラリログファイルの再作成
テンポラリログファイルの再作成は、rdblogコマンドのGオプション、tオプションおよびrオプションで行います。
例
ログインデックス域をD:\SFWD\RDB\USR\LOG\TMPLOG1、BIログ域をD:\SFWD\RDB\USR\LOG\TMPLOG2、AIログ域をD:\SFWD\RDB\USR\LOG\TMPLOG3に作成し、負荷分散する場合
> rdblog -G -t -r -c 10M D:\SFWD\RDB\USR\LOG\TMPLOG1 D:\SFWD\RDB\USR\LOG\TMPLOG2 D:\SFWD\RDB\USR\LOG\TMPLOG3 30M 30M 20 |
■アーカイブログ運用を行っていない場合
ファイルを変更する場合は、既存のテンポラリログファイルを削除したあと、作成します。このとき、Symfoware/RDBは正常停止状態でなければなりません。テンポラリログファイルの削除および作成は、rdblogコマンドで行います。
参照
rdblogコマンドの指定方法の詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
媒体の変更は、以下の手順で行います。
テンポラリログファイルの削除
テンポラリログファイルの作成
◆1) テンポラリログファイルの削除
既存のテンポラリログファイルの削除は、rdblogコマンドのDオプションおよびtオプションで行います。
例
現在のテンポラリログファイルを削除する場合
> rdblog -D -t |
◆2) テンポラリログファイルの作成
テンポラリログファイルの作成は、rdblogコマンドのGオプションおよびtオプションで行います。
例
ログインデックス域をD:\SFWD\RDB\USR\LOG\TMPLOG1、BIログ域をD:\SFWD\RDB\USR\LOG\TMPLOG2、AIログ域をD:\SFWD\RDB\USR\LOG\TMPLOG3に作成し、負荷分散する場合
> rdblog -G -t -c 10M D:\SFWD\RDB\USR\LOG\TMPLOG1 D:\SFWD\RDB\USR\LOG\TMPLOG2 D:\SFWD\RDB\USR\LOG\TMPLOG3 30M 30M 20 |