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Systemwalker Operation Manager  活用ガイド
Systemwalker

1.1 毎週○曜日にジョブネットを起動したい

以下のようにジョブネットの起動日を設定したい場合について説明します。

ここでは、上記のような起動日パターンを“営業1”という起動日雛形として登録し、その雛形をジョブネットの起動日に設定する方法について説明します。起動日の雛形を作っておくと、同じような起動日パターンを他のジョブネットにも設定したいときに流用できるので便利です。

なお、V13.3.1以前の場合と、V13.4.0以降の場合で手順が異なります。それぞれの場合の手順を参照してください。

手順 (V13.3.1以前の場合)

起動日の雛形を使って起動日を設定する場合、

  1. 起動日の雛形を作成

  2. ジョブネットの起動日を設定(a.で作成した起動日雛形を利用)

という手順になります。

  1. 起動日の雛形を作成します

    1. [起動日雛形情報]ウィンドウの表示

      Systemwalker Operation Managerウィンドウーの[ツール]メニューから[起動日雛形]を選択すると、[起動日雛形情報の選択]ウィンドウが表示されます。[起動日雛形情報の選択]ウィンドウで[新規作成]ボタンをクリックします。

    2. 起動日の指定

      表示された[起動日雛形情報]ウィンドウで、起動日を設定します。

      1. すべての月に有効にするため、右上にある[毎月]チェックボックスをチェックします。

      2. 任意の月の曜日欄“月”の上で左マウスをクリックし、同じ列にある曜日欄“金”の上でSHIFTキーを押しながら左マウスをクリック(範囲選択)します。選択状態となった曜日の上で右マウスクリックし、プルダウンメニューより[起動日]を選択します。この操作で、毎月各週の月~金曜日を起動日とすることができます。

      3. 任意の月の“1”の上で左マウスをクリックします。選択状態となった“1”の上で右マウスクリックし、プルダウンメニューより[起動日]を選択します。

    3. 起動日雛形の登録

      [ファイル]メニューから[名前を付けて保存]を選択すると、[名前を付けて保存]ウィン

      ドウが表示されます。[起動日雛形名]に“営業1”と入力し、[保存]ボタンをクリックします。

    以上で、毎月月曜日から金曜日までと毎月1日を起動日とする“営業1”起動日雛形の作成が完了です。

  2. ジョブネットの起動日を設定します

    1. [ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ-[起動日:起動日雛形基準]シートの表示

      起動日を設定したいジョブネットを選択して右クリックし、表示されたポップアップメニューから[プロパティ]を選択します。表示された[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウの[起動日]シートを選択し、[基準情報]から[起動日雛形]を選択します。

    2. 起動日雛形の指定

      表示された[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ-[起動日:起動日雛形基準]シートで、以下を指定します。

      • [起動日雛形基準]で“営業1”を選択


手順 (V13.4.0以降の場合)

起動日の雛形を使って起動日を設定する場合、

  1. 起動日の雛形を作成

  2. ジョブネットの起動日を設定(a.で作成した起動日雛形を利用)

という手順になります。

  1. 起動日の雛形を作成します

    1. [起動日雛形情報]ウィンドウの表示

      Systemwalker Operation Managerウィンドウーの[ツール]メニューから[起動日雛形]を選択すると、[起動日雛形情報の選択]ウィンドウが表示されます。[起動日雛形情報の選択]ウィンドウで[新規作成]ボタンをクリックします。

    2. 起動日の指定

      表示された[起動日雛形情報]ウィンドウで、起動日を設定します。

      1. すべての月に有効にするため、[基準の設定]で [毎月]チェックボックスをチェックします。

      2. [毎月基準]の[曜日を指定]で[毎週]の月~金曜日をクリックします。([毎週]で曜日を指定すると、すべての週の曜日も指定された状態になります。)

      3. [日付を指定]で“1”をクリックします。

    3. 起動日雛形の登録

      [保存]を選択すると、[名前を付けて保存]ウィンドウが表示されます。[起動日雛形名]に“営業1”と入力し、[保存]ボタンをクリックします。

    以上で、毎月月曜日から金曜日までと毎月1日を起動日とする“営業1”起動日雛形の作成が完了です。

  2. ジョブネットの起動日を設定します

    1. [ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ-[起動日]シートの表示

      起動日を設定したいジョブネットを選択して右クリックし、表示されたポップアップメニューから[プロパティ]を選択します。表示された[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウの[起動日]シートを選択します。

    2. 起動日雛形の指定

      表示された[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ-[起動日]シートで、以下を指定します。

      • [起動日雛型]をチェック

      • [選択していない]一覧で“営業1”を選択して、[追加]をクリック([選択している]一覧に“営業1”が表示されます)


ポイント

起動日基本的な設定は[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウで行います

ジョブネットの起動日を設定できるウィンドウは以下のとおり複数ありますが、どのウィンドウで設定したかにより、設定した起動日の扱われ方が異なります。

起動日を半永久的に設定できるのは、[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ-[起動日]シート設定した起動日だけです。

パターン化できない起動日を個別に設定したい場合(例えば、12月20日というように特定の日のみ起動したい場合など)に利用するのが[起動日]ウィンドウや[運用予定]ウィンドウです。ただし、あくまでも微調整するためのウィンドウなので、半永久的な起動日の設定はできません。

起動日を設定できるウィンドウ

用途

設定した起動日について

[ジョブネットのプロパティ]
ウィンドウ([起動日]シート)

基本的な起動日の設定に利用

半永久的に設定される

[起動日]ウィンドウ

ジョブネット単体での起動日の確認・設定(微調整)

特異日(※)として扱われる

[運用予定]ウィンドウ

全ジョブネットの起動日をまとめて確認・設定(微調整)

特異日(※)として扱われる

※ 特異日とは

[起動日]ウィンドウまたは[運用予定]ウィンドウで設定した起動日です。カレンダや起動日を変更したタイミングでクリアされることがあります。詳細は、“1.2 起動日の微調整をしたい”を参照してください。


マニュアルの参照先

Systemwalker Operation Manager 使用手引書 “ジョブネット情報を設定する”“起動日を登録する”