複数サーバ監視クライアントを利用して、異なるバージョンのサーバを監視するときに、監視可能な範囲を説明します。
Systemwalker Operation Managerの異なるバージョン間の接続サポート範囲を下表に示します。
なお、V5.2以降は、SE版、EE版、GEE版のどのエディションでも接続可能です。
表のバージョン名と、OSごとのSystemwalker Operation Managerのバージョン対応は、章とびらの対応表を参照してください。
| 監視対象サーバ | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
V4.0 | V4.0 | V5.0 | V5.0 | V5.0 | V5.0 | V5.0 | V5.0 | V11.0 | V13.3.0 | V13.4.0 | |||
監 | システム管理者でログイン | V4.0L10 | ○ | × | × | × | × | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
V4.0L20 | ○ | ○ | × | × | × | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
V5.0L10 | ○ | ○ | ○ | × | × | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
V5.0L10 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
V5.0 GEE(注1) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
V5.0L20 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
V5.0L20 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
V5.0L30 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
V11.0L10/ | △ | △ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ||
V13.3.0/V13.3.1/ | △ | △ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ||
一般ユーザでログイン | V13.3.0/V13.3.1 | × | × | × | × | × | × | × | × | × | ◎ | ◎ | |
Systemwalker共通ユーザーIDでログイン | V13.4.0/V13.4.1(注6) | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | ◎ |
接続可(サブシステムの監視も可能です。)
接続可(ただし、監視サーバでサブシステム1~9を監視できない、または監視対象サーバでサブシステム1~9の情報を出力できません。)
接続可(ただし、[ジョブネット一括管理]ウィンドウによる一括管理機能は利用できません。)
接続不可
V5.0 GEEは、Solaris版のみのバージョンです。
監視対象サーバが複数サブシステム運用の場合、サブシステム番号0以外はアクセス拒否として表示されます。
一般ユーザで監視サーバにログインしてV13.2.0以前の監視対象サーバに接続した場合、V13.2.0以前の監視対象サーバでは一般ユーザによる認証機能がないため、情報を取得できません。該当する監視対象サーバはホストサマリウィンドウで“アクセス拒否”として扱われます。また、[ジョブネット一括管理]ウィンドウでジョブネット情報を取得できません。
一般ユーザで監視サーバにログインして、Systemwalker共通ユーザー管理機能を利用している監視対象サーバに接続した場合、監視対象サーバでは一般ユーザを認証できないため、情報を取得できません。該当する監視対象サーバはホストサマリウィンドウで“アクセス拒否”として扱われます。また、[ジョブネット一括管理]ウィンドウでジョブネット情報を取得できません。
Systemwalker共通ユーザーIDで監視サーバにログインして、Systemwalker共通ユーザー管理機能を利用していない監視対象サーバに接続した場合、監視対象サーバではSystemwalker共通ユーザーIDを認証できないため、情報を取得できません。該当する監視対象サーバはホストサマリウィンドウで“アクセス拒否”として扱われます。また、[ジョブネット一括管理]ウィンドウでジョブネット情報を取得できません。
V13.4.1は、Linux版のみのバージョンです。
複数サーバ監視クライアントと監視サーバ間の接続について
V12.0L10/V12.0以降のクライアントからV11.0L10/V11.0以前の監視サーバに接続する場合
複数の監視ホストの定義を登録/選択することはできません。
V11.0L10/V11.0以降のクライアントからV10.0L21/V10.1以前の監視サーバに接続する場合
[複数サーバ監視]ウィンドウの状態メッセージリストでは、状態数が変化しても状態メッセージは表示されません。
[複数サーバ監視]ウィンドウのホストサマリ表示域では、サーバグループをまとめて表示することはできません。ホスト選択ツリーで選択したサーバグループ(ホストを選択した場合は、その上位階層のサーバグループ)配下のホストサマリ情報が展開されて表示されます。
サブシステムの監視はできません。監視対象サーバが複数サブシステム運用の場合、サブシステム番号0のホストサマリ情報しか表示されません。
開始遅延/持ち越し状態は実行待ちに、終了遅延状態は実行中としてカウントされます。また、開始遅延/持ち越し/終了遅延状態は“-”(ハイフン)で表示されます。
[ジョブネット一括管理]ウィンドウは利用できません。
V10.0L21/V10.1以前のクライアントからV11.0L10/V11.0以降のサーバを監視する場合
開始遅延/持ち越し状態は実行待ちに、終了遅延状態は実行中としてカウントされます。