Systemwalker認証リポジトリを利用することにより、Systemwalker認証リポジトリに対応するSystemwalker製品のユーザ管理を一元化できます。ユーザ管理を一元化することにより、システム全体として、よりセキュアな運用が可能になるとともに、システム管理者の管理負荷を軽減します。また、Systemwalker認証リポジトリ上のユーザを利用したシングル・サインオンが可能であり、運用担当者は一度のログインで複数のSystemwalker製品をセキュアかつシームレスに利用できるようになります。
Systemwalker認証リポジトリを利用したとき、システム管理者に対して、以下の設定が許可されます。
Systemwalker認証リポジトリ有効/無効の設定(接続先Systemwalker認証リポジトリ設定)
Systemwalker認証リポジトリ上のユーザ(運用管理者/運用担当者)の登録、および登録後の参照、削除、変更機能
登録時にはユーザ名、パスワードを指定します。
Systemwalker認証リポジトリに登録後のユーザのパスワード変更
Systemwalker認証リポジトリによりユーザを一元管理することにより、セキュリティ面において以下の効果があげられます。
Systemwalker Operation Managerを利用するためだけにサーバ上にユーザを登録する必要がなくなるため、サーバに対する不正操作を防ぐことができます。
ユーザ管理を一元化することにより、システム全体として、よりセキュアな運用が可能になります。
なお、拡張ユーザ管理機能が有効な場合は、拡張ユーザ管理機能により、Systemwalker Operation Managerにアクセスできるユーザが制御されます。拡張ユーザ管理機能が無効でSystemwalker認証リポジトリが使用されない場合(接続先Systemwalker認証リポジトリが未設定の場合)は、OS認証によりSystemwalker Operation Managerにアクセスできるユーザが制御されます。
詳細については、“Systemwalker Operation Manager 導入手引書”の“ユーザの定義(Systemwalker認証リポジトリを利用する場合)”を参照してください。
また、概要については、“2.10 ユーザー管理”も参照してください。