Systemwalker Operation Managerに関連するソフトウェアについて説明します。
再頒布可能パッケージ【Windows版】
再頒布可能パッケージ“Microsoft Visual C++ 2005 Redistributable”はSystemwalker Operation ManagerおよびSystemwalker共通の機能である通信基盤の動作に必要なソフトウェアです。
Systemwalker Operation Managerのインストール時に“Microsoft Visual C++ 2005 Redistributable”がインストールされていない場合は、自動インストールされます。
Systemwalker Operation Managerがインストールされている状態では、“Microsoft Visual C++ 2005 Redistributable”をアンインストールしないようにしてください。
Webコンソールの暗号化通信
暗号化通信(SSL: Secure Socket Layer)の利用時に、認証局の発行する証明書が必要です。
以下で発行された証明書・CRLをサポートしています。
Systemwalker PkiMGR
当社のインターネット/イントラネットで証明書管理を実現するソフトウェアです。
日本ベリサイン株式会社
セキュア・サーバID、セキュア・サーバID EV(EV SSL証明書)をサポートしています。
サイバートラスト株式会社
SureServer for SSL証明書をサポートしています。
日本認証サービス株式会社
Webサーバ証明書をサポートしています。
Systemwalker PkiMGRについては、Systemwalker PkiMGRのカタログやマニュアルを参照してください。
Systemwalker共通ユーザー管理
Systemwalker共通ユーザー管理機能を利用するために、Systemwalker認証リポジトリを構築するには、以下のどちらかのソフトウェアが必要です。詳細は、“Systemwalker共通 Systemwalker共通ユーザー管理/Systemwalkerシングル・サインオン 使用手引書”を参照してください。
Interstageディレクトリサービス
Interstage Application Server Standard-J Edition/Enterprise Edition V9.0.0以降
Active Directory
Active Directoryは、以下のOS上のものをサポートしています。
Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems
Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE
ポイント
ActiveDirectoryを使用してSystemwalker認証リポジトリを構築する場合でも、Systemwalker Centric Managerと連携して、[Systemwalker Webコンソール]からシングル・サインオンを利用するためには、Interstageディレクトリサービスが必要となります。
Systemwalker認証リポジトリとして、Interstageディレクトリサービスを使用する場合は、SSL通信環境(暗号化通信およびSystemwaler認証リポジトリサーバの認証)を構築するために、電子証明書が必要となります。以下で発行された電子証明書を利用できます。
Systemwalker PkiMGR
Windows 版 V10.0L10以降
Solaris版 10.0以降
日本ベリサイン株式会社
日本認証サービス株式会社
サイバートラスト株式会社
上記証明書の代わりに、Systemwalker用の簡易証明書を利用できます。Systemwalker用の簡易証明書は、通信の暗号化には問題ありませんが、CA局が発行した証明書ではないため、サーバ認証には使用できません。
Systemwalkerシングル・サインオン
Systemwalker Centric Managerと連携して、Systemwalkerシングル・サインオンを利用する場合、以下の製品が必要です。
Interstageディレクトリサービス
Interstageディレクトリサービスを使用してSystemwalker認証リポジトリを構築した場合
Systemwalker認証リポジトリの構築に使用したInterstage Application Serverを使用してください。
Active Directoryを使用してSystemwalker認証リポジトリを構築した場合
Interstage Application Server V9.1.0以降
Webサーバ
Webサーバとして、以下の製品が必要です。
Microsoft(R) Internet Information Services 5.0、6.0、7.0
Apache 2.0.x
Webブラウザ
以下のWebブラウザをサポートしています。
Microsoft(R) Internet Explorer 6.0、7.0、8.0
注意
Systemwalker製品と以下のInterstage Application Serverが同居する場合、Systemwalker共通ユーザー管理機能およびSystemwalkerシングル・サインオンは利用できません。環境設定時にエラーとなります。
Interstage Application Server Enterprise Edition V6.0未満
Interstage Application Server Standard Edition V6.0未満
Interstage Application Server Web-J Edition V7.0未満
Interstage Application Server Plus V7.0未満
Systemwalker認証リポジトリとして、Interstageディレクトリサービスを使用する場合は、SSL通信環境(暗号化通信およびSystemwaler認証リポジトリサーバの認証)を構築するために、電子証明書が必要となります。以下で発行された電子証明書を利用できます。
Systemwalker PkiMGR
Windows 版 V10.0L10以降
Solaris版 10.0以降
日本ベリサイン株式会社
日本認証サービス株式会社
サイバートラスト株式会社
上記証明書の代わりに、Systemwalker用の簡易証明書を利用できます。Systemwalker用の簡易証明書は、通信の暗号化には問題ありませんが、CA局が発行した証明書ではないため、サーバ認証には使用できません。
バックアップソフトウェア【Windows版】
バックアップ連携を運用する場合に必要なソフトウェアを下表に示します。
インストール種別 | バックアップソフトウェア |
---|---|
サーバ | 米国Computer Associates International,Inc. BrightStor(TM) ARCserve(R) Backup v9 for Windows Japanese |
BrightStor(R) ARCserve(R) Backup Release 11 for Windows - Japanese | |
BrightStor(R) ARCserve(R) Backup r11.1 for Windows - Japanese | |
BrightStor(R) ARCserve(R) Backup r11.5 for Windows - Japanese | |
クライアント | - |
クラスタシステム
Systemwalker Operation Managerがサポートするクラスタシステムは以下のとおりです。
OS種別 | クラスタシステム |
---|---|
Windows Server 2008 | 以下に含まれるMicrosoft(R) Cluster Service 、Microsoft(R) Fail Over Clustering
|
Windows(R) 2000 | 以下に含まれるMicrosoft(R) Cluster Service
|
Solaris 10 | PRIMECLUSTER Enterprise Edition 4.1A40/4.2A00 |
Solaris 9 | PRIMECLUSTER Enterprise Edition 4.1A10/4.1A20/4.1A30/4.1A40/4.2A00 |
Linux for Itanium | PRIMECLUSTER Enterprise Edition 4.1A40/4.2A00/4.2A30/4.3A00 |
Linux(x86) | PRIMECLUSTER Enterprise Edition 4.2A30/4.3A00 PRIMECLUSTER HA Server 4.2A30/4.3A00 PRIMECLUSTER Clustering Base 4.2A30/4.3A00 |
Linux(Intel64) | PRIMECLUSTER Enterprise Edition 4.2A30/4.3A00 |
HP-UX | MC/ServiceGuard Version A.11.09 ~ A.11.16 |
AIX | HACMP 5.3/5.4 |
VM運用
サポートするソフトウェア
Systemwalker Operation ManagerがサポートするVM(Virtual Machine:仮想化機構)のソフトウェアは以下のとおりです。
PRIMEQUEST 仮想マシン機能
Linux Virtual Machine機能
VMware(R) Infrastructure 3
VMware(R) vSphere 4
Hyper-V (Windows Server 2008 R2も含みます)
Solaris Containers(Solaris 10 Zone)
Solaris Logical Domains(LDoms)
電源制御に必要なソフトウェア
“3.1 ハードウェア資源”の、“サーバの電源制御に必要なハードウェア”を参照してください。
電源制御機能の終了監視に必要なソフトウェア
電源制御機能の終了監視(ポップアップ/メール送信)を行う場合は、V5.0以降のSystemwalker Centric Managerが必要になります。
電子メールを使用する場合
電子メールを使用する場合には、E-Mailが必要です。
音声通知をする場合
音声通知をする場合には、32bit Windows(R) OSが動作するクライアント上で、以下のMicrosoft Speech API(SAPI)5.x対応音声合成エンジンが実装された製品が必要です。(注)
Microsoft(R) Office XP、Microsoft(R) Office 2003に標準で搭載されている音声合成エンジン
SmartVoice4 XP:NEC製
64bit Windows(R) OSからは音声通知機能を使用できません。別途32bit Windows(R) OSが動作するクライアントを使用してください。
音声通知をする場合、Systemwalkerの言語に対応した、音声合成エンジンのインストールが必要です。
また、音声通知をする性別も一致させる必要があります。
音声合成エンジン :日本語-男性
音声合成エンジン :英語-女性
Webブラウザから使用する場合
Systemwalker Operation Managerの監視/操作に関する機能を以下のWebブラウザから使用することができます。
Webブラウザ
OS種別 | サポートするWWWブラウザ |
---|---|
Windows(R) 7 | Internet Explorer 6.0/7.0/8.0 |
Interstageと連携する場合
Interstage Application Serverと連携できます。
連携可能なInterstageのバージョンレベルおよびワークユニットは以下のとおりです。
ワークユニット | バージョン | |||
---|---|---|---|---|
V2.0L20 | V3.0L10/ | V4.0L10/ | V5.0L10/ | |
TD(注1) | ○ | ○ | ○ | ○ |
EJB(注1) | × | ○ | ○ | ○ |
UTY(注2) | × | × | ○ | ○ |
CORBA(注3) | × | × | × | ○ |
ワークユニット | バージョン | |||
---|---|---|---|---|
V6.0L10【Windows版】 | V7.0L10【Windows版】 | V8.0.0/ | V9.0.0/ | |
TD(注1) | ○ | ○ | ○ | ○ |
EJB(注1) | ○ | ○ | ○ | × |
UTY(注2) | ○ | ○ | ○ | ○ |
CORBA(注3) | ○ | ○ | ○ | ○ |
TD: Transaction Director EJB: Enterprise JavaBeans UTY: ユーティリティワークユニット CORBA: CORBAワークユニット
○: 連携可能 ×: 連携不可
Windows x86版、Solaris版、Linux x86版が連携可能です。Windows x64版、Windows for Itanium版、Linux x64版、Linux for Itanium版は連携できません。
Solaris版、Linux版、Linux for Itanium版(V7.0以降)が連携可能です。
Windows版、Solaris版、Linux版、Linux for Itanium版(V7.0以降)、Windows for Itanium版(V8.0.0以降)が連携可能です。
GLOVIA-C 販売情報システムと連携する場合
連携可能な、GLOVIA-C 販売情報システムのバージョンレベルは以下のとおりです。
V01L20
V01L21
V01L40
V01L41
SAP R/3(R)と連携する場合
Windows版、Solaris版およびLinux版のSystemwalker Operation Managerと連携可能です。
連携可能なSAP R/3(R)のバージョンレベルは以下のとおりです。
SAP R/3 Enterprise 4.7 (WAS 6.20、WAS 6.30)
mySAP ERP 2004 (WAS 6.40)
mySAP ERP 2005 (WAS 7.00)
SAP ERP 6.0 (WAS 7.00)
SAP R/3(R)との連携には、オプション製品である“Systemwalker for ERP パッケージ ジョブ連携”が必要です。“Systemwalker for ERPパッケージ ジョブ連携”の動作OS、Systemwalker Operation Managerのバージョンレベルについては、“Systemwalker for ERPパッケージ ジョブ連携ガイド SAP R/3編”を参照してください。
Oracle E-Business Suiteと連携する場合【UNIX版】
Solaris版、Linux x86版およびLinux x64版のSystemwalker Operation Managerと連携可能です。
連携可能なOracle E-Business Suiteのバージョンレベルは以下のとおりです。
Oracle E-Business Suite 11i
Oracle E-Business Suite R12
Oracle E-Business Suiteとの連携には、オプション製品である“Systemwalker for ERP パッケージ ジョブ連携”が必要です。“Systemwalker for ERPパッケージ ジョブ連携”の動作OS、Systemwalker Operation Managerのバージョンレベルについては、“Systemwalker for ERPパッケージ ジョブ連携ガイドOracle E-Business Suite編”を参照してください。
PowerAIMと連携する場合【UNIX版】
V10L31以降が連携可能です。
Interstage Job Workload Serverと連携する場合
連携可能な、Interstage Job Workload Serverのバージョンレベルは以下のとおりです。
Solaris版:
Interstage Job Workload Server V8.1.1 以降
Linux for Itanium版
Interstage Job Workload Server V9.0.0 以降
Interstage Job Workload Server は、Systemwalker Operation Managerサーバと同一サーバに配置してください。
Systemwalker Operation Manager サーバおよびInterstage Job Workload Server が動作するOS 種別は以下のとおりです。
Solaris版
日本語Solaris(TM) 10 オペレーティングシステム
Linux for Itanium版
Red Hat Enterprise Linux 5.0(for Intel Itanium)
Red Hat Enterprise Linux 5.1(for Intel Itanium)
Job Designer使用時に必要なソフトウェア
Job Designerを使用するためには、以下のいずれかのMicrosoft(R) Excelが必要です。
Microsoft(R) Excel 2002(Service Pack3)
Microsoft(R) Excel 2003(Service Pack3)
Microsoft(R) Excel 2007(Service Pack1)