運用変更は、プロジェクト名とリリース日をキーとして作成される、運用変更用プロジェクトで行われます。運用変更用プロジェクトは、マスタ情報と同じサブシステムに作成されます。リリース日の到来時に、マスタ情報が運用変更用プロジェクトで置換されます。また、その際に運用変更用プロジェクトは削除されます。
以下の手順で運用変更用プロジェクトを作成します。
運用変更用プロジェクトをマスタスケジュール管理機能のコマンドで作成します。
運用変更を実施するプロジェクトと変更予定のリリース日を指定してstemCopyProject 運用変更事前設定コマンドを実行します。マスタプロジェクトがコピーされ、運用変更用プロジェクトが生成されます。運用変更用プロジェクトは、プロジェクト名に区切り文字(=)とリリースする日付の5バイトを付加した、“プロジェクト名=リリース日(mmdd)”の形式で作成され、一意に管理されます。
運用変更用プロジェクトに対し、ジョブネットの定義情報の追加・変更・削除を行います。
詳細は、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”の“stemCopyProject 運用変更事前設定コマンド”を参照してください。
参考
リリース日にプロジェクトを追加する場合は、以下の手順で運用変更用プロジェクト、ジョブネットを作成します。
新規にプロジェクトを作成します。このとき、ジョブネットを登録する必要はありません。
stemSetPrjMaster プロジェクトマスタ設定コマンドを実行して、作成したプロジェクトをマスタ設定します。
stemCopyProject 運用変更事前設定コマンドを実行して、運用変更用プロジェクトを作成します。
作成された運用変更用プロジェクトに対して、ジョブネットを登録します。
注意
運用変更のリリース日は、当日から1年未満の範囲となります。
運用変更用プロジェクトに設定されているプロジェクトのアクセス権および所有者は、マスタ情報には反映されません。