本項では、“アクション停止API”について説明します。
“アクション停止API”の一覧を以下に示します。
アクション停止API(Mp_StopAction)
アクションの停止API(Mp_StopAction)について説明します。
記述形式
long Mp_StopAction (unsigned char *AppName, |
機能説明
アクション管理サーバに依頼したアクションを停止します。
パラメタの説明
AppName
停止するアクションを要求した(アクション実行用のAPIに指定した)呼び出し元のアプリケーション名のアドレスを指定します。
handle
停止するアクションの管理番号(アクション実行用のAPIの復帰値)を指定します。
復帰値
復帰値 | 意 味 | 対 処 |
---|---|---|
0 | 停止処理を行います。 | - |
MPACT_NOTACTION | 指定されたアクションは存在しません(既に終了している)。 | - |
MPACT_NOTSTOP | 実行中のため、停止できません。 | 既に実行中のため停止できません。 |
MPACT_NOTACCESS | 停止する権限がありません | Administrator権限で実行してください。 |
MPACT_PARAMERR | パラメタエラーです。 | パラメタに誤りがないか確認してください。 |
MPACT_NOMEMORY | メモリ不足です。 | ページファイルのサイズを拡張するか、メモリを増設してください。 |
MPACT_NOTMOVE | アクション管理サーバが起動されていません。 | サービスSystemwalker MpAosfBが起動されていることを確認してください。 |
MPACT_COMFAIL | アクション管理サーバとの通信に失敗しました。 | サービスSystemwalker MpAosfB、およびSystemwalker MpAosfXが起動されていることを確認してください。 |
MPACT_SYSERR | アクション管理サーバでエラーが発生しました。 | イベントログ/SYSLOGに出力されたメッセージを参照しエラーを取り除いた後、Systemwalkerを再起動してください。エラーを取り除き、Systemwalker を再起動しても再現する場合は、保守情報収集ツールを使用し[イベント監視]の資料を採取して、富士通技術員に連絡してください。 |
MPACT_NOTDLL | アクション要求用DLLがロードできません。 | 以下のフォルダにアクション管理に必要なファイルf3crhxac.dllがあるか確認してください。 |
MPACT_EXCEPT | 不当な領域のアドレスが指定されました。 | 内部論理異常が発生しています。保守情報収集ツールを使用し資料を採取して、富士通技術員に連絡してください。 |
プログラム例
アクション停止APIのプログラム例を以下に示します。
#include "f3crhxac.h" unsigned char *AppName = "実行API" ; // アクション実行APIに指定したアプリ名 long handle = 1 ; // アクション実行APIの戻り値 long lrc ; lrc = Mp_StopAction(AppName,handle) ; if ( lrc != 0 ) { /* エラー処理 */ } /* 正常終了 */