本節では、カレンダAPIについて説明します。
なお、旧バージョンのSystemwalker Operation Managerで提供された以下のAPIについては、本バージョンでもそのままご使用になれます。動作環境、注意事項および必要ファイルについては、本バージョンと同じです。
カレンダ登録API(Mp_AddCalendar)
カレンダ更新API(Mp_SetCalendar)
カレンダ情報取得API(Mp_GetCalendar)
旧バージョンのSystemwalker Operation Managerとは、ここでは以下のバージョンを指しています。
SystemWalker/OperationMGR V4.0L10/V4.0L20
SystemWalker/OperationMGR 4.0
カレンダAPI共通の動作環境、注意事項、および必要ファイルについての説明を以下に示します。
動作環境
当APIは、Systemwalker Operation Managerサーバ導入マシン上でのみ動作します。Systemwalker Operation Managerクライアントのみが導入されているマシン上では動作しません。
当APIは、Windows版、Solaris版、Linux for Itanium版およびLinux x64版で使用できます。HP-UX版、AIX版およびLinux x86版では使用できません。
注意事項
コンパイル環境として、最適化は行わないでください。
コンパイル環境として、コンパイラは、VisualC++(バージョン2005)を、ランタイムライブラリは“マルチスレッド(DLL)”を使用してください。【Windows版】
LIBファイルおよびINCLUDEファイルは、同じバージョン/レベルで提供されたものを使用してください。
必要ファイル
上記カレンダAPIを使用するには、以下のファイルが必要となります。
Windows x86版
f3crhcap.lib
f3crhcap.h
Windows for Itanium版
f3crhcap_64.lib
f3crhcap_64.h
Windows x64版
f3crhcap_x64.lib
f3crhcap_x64.h
Solaris版
libcalapi.so
f3crhcap.h
Linux for Itanium版
libcalapi64.so
f3crhcap64.h
Linux x64版
libcalapi_x64.so
f3crhcap_x64.h
カレンダの各APIはLIBファイルに格納し、各APIで使用する定数および構造体はINCLUDEファイルで宣言されています。
これらのファイルは、以下のディレクトリ配下に格納されています。
Windows版
Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ
MpWalker.JM\lib
Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ
MpWalker.JM\include
Solaris版、Linux for Itanium版、Linux x64版共通
/opt/FJSVjmcal/lib
/opt/FJSVjmcal/include