本製品にバージョンアップするために必要な条件と、作業を行う上で、あらかじめ注意が必要な事項について説明します。
バージョンアップ条件
本製品にバージョンアップするためには、以下の条件を満たす必要があります。
移行データを退避するディレクトリは、移行元コンピュータのローカルディスク(ハードディスク)である必要があります。
移行データを退避するドライブには、ユーザ資産を退避するための十分な空き容量がある必要があります。
移行元と移行先のインストール種別は、同じである必要があります。
移行元と移行先のSystemwalkerインストールディレクトリのドライブ名およびディレクトリ名は、同じである必要があります。
移行先コンピュータへの復元時に指定する移行データは、本製品で提供されたツール(プログラム)によって採取されたものである必要があります。
移行元と移行先のシステムのコード系は、同じである必要があります。
バージョンアップ時の注意
バージョンアップ作業を行う上で、あらかじめ注意が必要な事項について説明します。
バージョンアップ作業を開始する前に
バージョンアップ作業を開始する前に、以下の確認および作業を実施してください。
旧バージョンのバックアップ
バージョンアップ作業を開始する前に、バージョンアップ作業中のトラブルに備え、旧バージョンの運用環境をバックアップしておくことをおすすめします。バックアップは、旧バージョンのマニュアルにしたがって行ってください。
バージョンアップ作業が終わった後に
バージョンアップ作業が終わった後に、以下の確認および作業を実施してください。
Systemwalker Operation Manager のAPIを利用したアプリケーションの再コンパイル
バージョンアップ後に、新しいバージョンのヘッダーファイル、および、ライブラリを利用して、Systemwalker Operation Manager のAPIを利用したアプリケーションをコンパイルしてください。