従来、インストール時に必須だった、スタートアップアカウントの作成が不要となりました。また、サービスを起動するときのサービス起動アカウントの指定が不要となりました。スタートアップアカウント/サービス起動アカウントが必要だった動作は、ローカルシステムアカウントを利用した動作に変更となります。これにより、以下の指定が変更となります。
createsubsystemコマンドのオプションの変更
createsubsystemコマンドのオプションに、サービスのログオンアカウント名を指定する必要がなくなりました。作成するサブシステムのサービスのログオンアカウントには、ローカルシステムアカウントが自動的に指定されます。
詳細については、“Systemwalker Operation Managerリファレンスマニュアル”の“createsubsystem.exe/sh サブシステム環境作成コマンド”を参照してください。
終了処理ジョブネットの登録先プロジェクト
終了処理ジョブネットの登録先プロジェクトの条件が、ジョブスケジューラサービスのログオンアカウントに指定されているユーザーIDと同じ名前のプロジェクトから、プロジェクト名が“SYSTEM”のプロジェクトになりました。
詳細については、“Systemwalker Operation Manager 使用手引書”の“任意の時刻にシステムをシャットダウンする【Windows版】”を参照してください。
stemregserviceコマンドのオプションの変更
stemregserviceコマンドのオプションに、サービスのログオンアカウント名を指定する必要がなくなりました。登録するマスタスケジュール管理機能のクラスタ用サービスのログオンアカウントには、ローカルシステムアカウントが自動的に指定されます。
詳細については、“Systemwalker Operation Managerリファレンスマニュアル”の“stemregservice クラスタ用サービス登録コマンド【Windows版】”を参照してください。
pwchangeo パスワード変更コマンド【Windows版】の削除
スタートアップアカウントの指定が不要になったことにより、pwchangeo パスワード変更コマンドが不要となり、削除されました。