Windows Azureのサービスを監視対象として設定する手順は以下のとおりです。
[Windows Azure監視設定]ダイアログボックスを起動します。[監視対象サービス]タブが表示されます。
[追加]ボタンをクリックします。
→[監視対象サービス設定]ダイアログボックスが表示されます。
監視対象とするWindows Azureのサービスの情報を以下のように設定します。
Systemwalker Centric Managerに通知する名前を設定します。
標準の監視設定で監視を行う場合は[既定値]を選択します。監視設定をカスタマイズする場合には、事前に作成した監視定義名を選択します。監視定義の作成方法は、“監視定義を作成する”を参照してください。
富士通株式会社が提供する「FGCP/A5」のサービスを監視する場合は、「Fujitsu」を選択します。マイクロソフト社が提供するWindows Azure Platformのサービスを監視する場合は、「Microsoft」を選択します。
契約ごとのIDを設定します。管理ポータルを参照してください。
監視対象とするホスト サービスのDNS Prefixを設定します。管理ポータルを参照してください。
「運用環境」を監視する場合は、「production」を選択します。
「ステージング環境」を監視する場合は、「staging」を選択します。
監視対象とするサービスの展開IDを設定します。管理ポータルを参照してください。
監視対象とするサービスのVIPを設定します。この値は、Systemwalker Centric Managerのノードの情報として利用されます。管理ポータルを参照してください。
監視対象とするサービスがログの転送先として使用するストレージのアカウントを設定します。
監視対象とするサービスがログの転送先として使用するストレージのキーを設定します。
サービス稼働状態の監視を行う際に、管理証明書の拇印を設定します。管理証明書の設定については、後述します。
標準の監視設定で監視を行う場合は[OK]ボタンをクリックして、定義を保存します。
監視設定をカスタマイズする場合には“監視定義を設定する”を参照し、監視定義を編集してください。
Windows Azureの監視を開始する際には[コントロールパネル]-[サービス]から、以下のサービスを起動してください。
Systemwalker Centric Manager Windows Azure 監視ツール
SystemwalkerコンソールでWindows Azureのサービスを表すノードを登録します。
[Systemwalkerコンソール[編集]]で、[ツリー選択]コンボボックスから[ノード一覧]を選択します。
登録するノードが所属するサブネットが存在しない場合、[ノード一覧]ツリーで[自部門]を選択した後、[オブジェクト]メニューの[フォルダ作成]を選択します。
→[フォルダ作成]ダイアログボックスが表示されます。
以下のフォルダ情報を登録します。
任意のフォルダの表示名を入力します。
サブネットマスクに対応した、[監視対象サービス設定]画面で設定したVIPのサブネットアドレスを入力してください。
任意のサブネットマスクを入力してください。“255.255.0.0”を推奨します。
[ノード一覧]ツリーでノードを登録するサブネットを選択した後、[オブジェクト]メニューの[ノードの作成]を選択します。
→[ノード作成]ダイアログボックスが表示されます。
以下のノード情報を登録します。
[監視対象サービス設定]画面で設定した通知名
[監視対象サービス設定]画面で設定した通知名
[監視対象サービス設定]画面で設定したVIP
フォルダ作成で設定したサブネットマスク
[監視対象サービス設定]画面で設定した通知名
注意
OSがWindows Server 2008 以降の場合、定義の保存時にWindows Azure ストレージへのログ転送設定が自動的に行われます。それ以外の場合、Windows Azure SDKのWindows Azure Managed Libraryを使用して、以下のどちらかの方法で個別にログ転送設定を行う必要があります。
監視対象サービスのソースコードに設定処理を記述する
監視対象サービスに対してリモートから設定処理を実行する
ログ転送設定に関する詳細は、マイクロソフト社のホームページなどを参照してください。