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Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編
Systemwalker

9.2.5 ノードに発生したイベントでアプリケーションを監視する

ノードに対応したイベントが発生すると、監視マップ上のノードオブジェクトが赤く点灯し、異常を検知できます。このノードで発生したイベントを、アプリケーションに対応したイベントに変更し、監視マップ上でアプリケーションオブジェクトを点灯するように設定することができます。設定の手順は以下のとおりです。

  1. [Systemwalkerコンソール[監視]]で、[イベント]メニューから[アクション定義]を選択します。

    →[イベント監視の条件定義]ウィンドウが表示されます。

  2. [イベント]メニューから[イベントの追加]を選択します。

    →[イベント定義/アクション定義]ダイアログボックスが表示されます。

  3. [イベントの特定]タブの[詳細設定]ボタンをクリックします。

    →[イベント定義(詳細)]ダイアログボックスが表示されます。

  4. アプリケーションを点灯させる対象のイベントの条件を定義し、[OK]ボタンをクリックします。アプリケーションオブジェクトを点灯させる場合、[ラベルの特定]は以下のように指定してください。

    • ラベル付きのイベントは必ず[ラベル名]を選択してラベル名を指定してください。

    • ラベルがないイベントは必ず[ラベルなし]を選択してください。

    • [ラベルを特定しない]は選択しないでください。

    イベント定義の詳細は、“イベント監視の件を設定する”を参照してください。

  5. [イベント監視の条件定義]ウィンドウで設定したイベント定義を選択した後、[アクション]メニューから[アクションの設定]を選択します。

    →[イベント定義/アクション定義]-[メッセージ監視アクション]ウィンドウが表示されます。

  6. [イベント定義/アクション定義]-[メッセージ監視アクション]ウィンドウの[詳細設定]ボタンをクリックします。

    →[イベント定義/アクション定義]-[メッセージ監視(詳細)]ウィンドウが表示されます。

  7. メッセージ監視の条件として[上位システムに送信]は[しない]を選択します。また、[ログを格納]を[する]に選択すると、ノードにも点灯します。ノードには点灯しないようにするためには、[ログ格納]を[しない]に選択してください。

  8. [イベント定義/アクション定義]-[通知/実行アクション]タブの[詳細設定]ボタンをクリックします。

    →[アクション定義(詳細)]ウィンドウの[アプリケーション起動]タブを選択し、以下のように指定します。

    • [アプリケーションを起動する]をチェックします。

    • 実行方法の指定には[常時実行]を選択します。

    • [起動ファイル]は以下のように指定します。

      • 運用管理サーバがUNIXの場合

        /opt/FJSVsapag/bin/Mpchgapl

      • 運用管理サーバがWindows(R)の場合

        Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\MPapagt\opt\bin\Mpchgapl.exe

    • [パラメタ]には、点灯させるアプリケーションのパスと実行ファイル名を指定します。指定する形式は、“アプリケーションパス 実行ファイル名 %HOST %Timestamp %MSG”です。パスを指定しないときは、空白をダブルクォーテーション(“)で囲んでください。また、%HOSTおよび%MSGは半角大文字の固定文字列であり、省略することはできません。

      • 運用管理サーバがUNIXの場合

        例)アプリケーションのパスが「/bin」、実行ファイル名が「test」の場合

        /bin test %HOST %MSG

      • 運用管理サーバがWindows(R)の場合

        例)アプリケーションのパスが「C:\tool」、実行ファイル名が「test」の場合

        C:\tool test %HOST %MSG

    • [実行時のディレクトリ]は以下のように指定します。

      • 運用管理サーバがUNIXの場合

        /opt/FJSVsapag/bin

      • 運用管理サーバがWindows(R)の場合

        Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\MPapagt\opt\bin

        Systemwalkerインストールディレクトリのドライブ名は、半角大文字で指定してください。


        C:\Systemwalker\MPWALKER.DM\MPapagt\opt\bin

      Mpchgapl(ノードのイベント出力先変換コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

  9. [OK]ボタンをクリックします。

    →[アクション定義]ダイアログボックスが終了します。

  10. [イベント監視の条件定義]ウィンドウで、[環境設定]メニューから[終了]を選択します。

    →終了確認のダイアログボックスが表示されます。

  11. [はい]ボタンをクリックします。

    →設定した定義内容が保存されます。