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Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編
Systemwalker

8.2.1 システムの稼働状況を監視する

オブジェクト(ノード、アプリケーションなど)の稼働状態が、[Systemwalkerコンソール]の[監視マップ]/[監視リスト]に表示されます。[監視マップ]では、稼働状態に応じた背景画像で表示されます。[監視リスト]では、“稼働状態”の項目に表示されます。

  1. [Systemwalkerコンソール[監視]]で、稼働状態を確認したいオブジェクトが存在するツリーを[監視ツリー選択]コンボボックスから選択します。

  2. ツリーで稼働状態を確認したいオブジェクトが存在するフォルダを選択します。

    →監視マップおよび監視リストにオブジェクト(ノード、アプリケーションなど)の状態が表示されます。

ポイント

ノードの稼働状態を表示するには、稼働状態の監視ポリシーを設定し、ポリシーを配付する必要があります。稼働状態の表示ポリシーは、[ポリシー]メニューから[監視]-[ノードの監視(オプション)]-[稼働状態の監視]を選択すると設定できます。

Linuxクラスタシステムでのノード検出を行った場合

Linuxクラスタシステム(PRIMECLUSTER)を対象として、ノード検出を行った場合、論理インタフェースは検出されません。論理インタフェースの状態については、PRIMECLUSTERのWebコンソールで状態を確認してください。

被監視対象ノードを監視対象としてノード検出を行った場合

当該ノードの[ノードプロパティ]-[ネットワーク]タブで表示する、“MIB2 SysDesc:”の表示文字列が16進数で表示されたり、一部、正しく表示されない場合があります。“MIB2 SysDesc:”の表示項目の情報については、対象ノードを選択し、[操作]メニューの[MIB情報の表示]-[システム情報]ウィンドウの“システム詳細”を参照してください。なお、本現象によるネットワーク管理の監視動作には影響はありません。

<被監視対象ノード>

Linuxサーバを被監視サーバとして使用する場合

TCP接続を行うポートを使用しノード検出した場合

運用管理サーバまたは部門管理サーバにおいて、被監視ノードに接続する前に自サーバ内で接続を制御するアプリケーションが存在する場合、検出対象セグメントのすべてのIPアドレスが検出される可能性があります。例えば、ウィルス対策ソフトが運用管理サーバ・部門管理サーバに導入され、電子メールなどの保護機能が動作している場合、検出対象セグメントのすべてのIPアドレスが検出されることがあります。

この場合、制御されているポートでの検出は行わないでください。