ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編
Systemwalker

8.1.6 メッセージを検索する

  1. [Systemwalkerコンソール[監視]]で、[操作]メニューから[メッセージの検索]を選択します。

    →[メッセージ検索]ウィンドウが表示されます。

    [メッセージ検索]ウィンドウでは、[監視イベント一覧]に表示されないメッセージを含め、表示している監視ツリーに所属するオブジェクトから発生したすべてのメッセージを検索できます。

    検索結果として、最大5,000件のメッセージを表示できます。5,000件を超えた場合にはメッセージが表示され、検索開始日時から5,000件分のメッセージが[メッセージ検索]ウィンドウに表示されます。また、メッセージ数が多い、システムの負荷が高いなどの理由により、一定時間内に検索が終了しなかった場合には、時間内に検索されたメッセージだけを表示します。[メッセージ検索]ウィンドウで得られた実行結果は、CSV形式で保存できます。

    CSV形式で保存するには、[メッセージ検索]ウィンドウのメニューで[操作]-[CSV形式で保存]を選択してください。CSVファイルの形式を以下に示します。

    日時,フォルダ,表示名,メッセージ

  2. メッセージ数が多い、システムの負荷が高いなどの理由により、一定時間内に検索が終了しなかった場合に続きのメッセージを表示する際には、[メッセージ検索]ウィンドウの[次へ]ボタンをクリックします。ただし、[条件指定(メッセージ検索)]ダイアログボックスを閉じた場合には、[次へ]ボタンは無効になります。

メッセージ検索のタイムアウト値を変更する

運用管理サーバの以下の定義ファイルを編集することで、タイムアウト値を変更できます。

定義ファイル:

【UNIXの場合】

/etc/opt/FJSVfwbs/etc/opmconfig2

【Windowsの場合】

Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpopmgr\etc\opmconfig2

ただし、運用管理サーバをクラスタ運用している場合は以下になります。

共有ディスク上のSystemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpopmgr\etc\opmconfig2

編集するキー:

キー

内容

初期値

MSGREVWAITTIME

[メッセージ検索]ウィンドウでの検索中断時間(秒)
15 ~ 1800

30

例:

MSGREVWAITTIME 30

任意のエディタでMSGREVWAITTIMEの値を編集し、ファイルを上書き保存します。ただし、この設定は運用管理サーバでのタイムアウト値です。画面での実際のタイムアウト時間は、設定された値よりも多くなる場合があります。画面でのタイムアウト時間の目安は以下のとおりです。

画面でのタイムアウト時間の目安 = 設定された時間+α ~ 設定された時間×2+α

全オブジェクトのメッセージ検索

  1. [Systemwalkerコンソール[監視]]で、[操作]メニューから[メッセージの検索]-[全ノード]を選択します。

    →[メッセージ検索]ウィンドウが表示されます。

    • [日時]:メッセージが発生した日時

    • [フォルダ]:メッセージが発生したノードが所属するフォルダの[表示名]

    • [表示名]:メッセージが発生したノードの[表示名]

    • [メッセージ]:メッセージテキスト

  2. [メッセージ検索]ウィンドウで[操作]メニューから[条件指定]を選択します。

    →[条件指定]ダイアログボックスが表示されます。

  3. メッセージの検索条件を入力した後、[実行]ボタンをクリックします。

    →条件に一致するメッセージが[メッセージ検索]ウィンドウに表示されます。

オブジェクト指定によるメッセージ検索

  1. [監視マップ]でノードを右クリックし、ポップアップメニューの[操作]-[メッセージの検索]を選択します。

    または、[操作]メニューから[メッセージの検索]-[指定ノード]を選択します。

    →[メッセージ検索]ウィンドウが表示されます。

  2. [操作]メニューから[条件指定]を選択します。

    →[条件指定]ダイアログボックスを表示します。

  3. メッセージの検索条件を入力した後、[実行]ボタンをクリックします。

    →選択したオブジェクトで発生したメッセージの中から、検索条件に一致するメッセージが[メッセージ検索]ウィンドウに表示されます。

ポイント

[Systemwalkerコンソール]の[監視イベント一覧]には、対処が必要な重要な監視イベントが出力されます。

[未確認]、[未対処]、[保留]、または[調査中]のイベントのうち、イベント属性が[一般]、[返答]または[高輝度]の監視イベントが表示されます。

[メッセージ一覧]では、すべてのアラームイベントが表示されます。

[Systemwalkerコンソール]で選択しているツリーに所属するノードで発生したメッセージを、最大、5,000件表示できます。

メッセージ検索結果を昇順、降順に並び替える

  1. 検索結果一覧の[日時]、[フォルダ]のヘッダ部をクリックします。

    →クリックした項目の昇順、降順で表示されます。

  2. [操作]メニューの[ソート解除]、およびステータスバーの[ソート解除]ボタンをクリックします。

    →ソート前の検索結果表示の状態に戻ります。

メッセージが複数行で表示されている状態でソートした場合、メッセージがバラバラに離れる場合があります。

メッセージ検索結果を印刷する

  1. [操作]メニューから[印刷ツールの起動]を選択します。

    →メッセージの検索結果がCSV形式で印刷されます。

メッセージの検索結果を印刷するためには、設定ファイル(f1eg_print.ini)に、印刷を行うアプリケーションを登録する必要があります。

メッセージ検索結果/リモートコマンド検索結果の印刷定義ファイル(f1eg_print.ini)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

検索結果の日時について

検索結果として表示される日時は、イベントが発生した時点でのイベント発生ノードでの日時です。また、検索条件として指定された日時は、ロギングされた日時を元に検索されます。そのため、以下の状態になる場合がありますので注意してください。