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Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編
Systemwalker

8.1.1 障害の発生を確認する

Systemwalker Centric Managerは、システムの各ノードを監視します。監視状況は、[Systemwalkerコンソール]で把握することができます。

何らかの異常が発生した場合は、イベントとして通知され、[Systemwalkerコンソール]の[監視イベント一覧]に表示されます。[監視マップ]や[監視イベント一覧]で異常の内容を確認し、異常の内容に応じた対処を行って障害を復旧します。復旧後は、該当するイベントを対処済みにします。

Systemwalkerコンソールを起動する

  1. 運用管理サーバ、または運用管理クライアントで、[スタート]メニューから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager]-[Systemwalkerコンソール]を選択します。

  2. [機能選択]メニューで、[Systemwalkerコンソール[監視]]ウィンドウに切り替えます。

[Systemwalkerコンソール[監視]]ウィンドウは、3つのサブウィンドウと2つのオプションウィンドウから構成されます。

[Systemwalkerコンソール[編集]]ウィンドウを表示した場合は、オプションウィンドウや[監視イベント一覧]サブウィンドウは表示されません。

監視イベントの状態

[監視イベント一覧]の[状態]欄は色分けして表示され、各監視イベントの状態を知ることができます。各アイコンの意味は、以下の表のとおりです。

アイコン

イベントの状態

[未確認]

監視イベントが確認されていない状態です。

[未対処]

監視イベントが対処されていない状態です。

[保留]

監視イベントの対処が保留されている状態です。

[調査中]

[監視イベントの状態変更]ダイアログボックスを開き、監視イベントを調査している状態です。

[対処済]

監視イベントが対処された状態です。

[返答済]

監視イベントが返答された状態です。

監視イベントの状態は、最初は[未確認]です。[未確認]状態のイベントを選択し、[イベントを未対処にする]メニューを選択すると、イベントの状態が[未対処]に変わります。また、[監視イベントの状態変更]画面を使用することにより、他の状態に変更することができます。

異常の有無を確認する

新たなイベントが通知されると、[Systemwalkerコンソール]左上の警告灯アイコンが点滅します。

警告灯アイコンは、[未確認]状態のイベントがあるときに点滅します。[未確認]状態のイベントが1件もなくなると、警告灯アイコンは消灯します。警告灯アイコンをクリックすることで、点滅を停止することもできます。

警告灯アイコンの点滅を停止しているときに、新たなイベントが通知されると、点滅が自動的に再開します。(点滅を再開しないようにすることも可能。)

警告灯アイコンの点滅と連動して、コマンドの実行や音声ファイルの再生を行うことができます。この機能を使用すると、画面上の表示以外に、警告灯や警告音によってイベントの発生を知ることができます。詳しくは、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”の“Systemwalkerコンソールの画面設定のカスタマイズファイル”を参照してください。