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Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編
Systemwalker

7.7.1 イベント監視の条件定義の過去定義ファイル

過去定義ファイルが出力される契機や出力先は、ポリシー定義とローカル定義で異なります。

過去定義ファイルが出力される契機

イベント監視の条件定義の過去定義ファイルは、以下の契機で出力されます。

ポリシー定義

ローカル定義

過去定義ファイルの出力先とファイル名

ポリシー定義

出力先

【Windows版】

Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER\mpaosfsv\base\defcsv\policy

【UNIX版】

/var/opt/FJSVfwaos/defcsv/policy

ファイル名

“ホスト名/フォルダ名/ポリシーID”_“日時”_“定義種別”_“出力契機”.csv

ホスト名/フォルダ名/ポリシーID:

ポリシーの登録先に指定したホスト名、フォルダ名、またはポリシーIDです。

ポリシーIDは、[イベント監視]-[監視条件]のポリシーごとに一意の値です。

日時:

定義を更新した日時です。形式は“YYYYMMDDhhmmss-n”です。

YYYY:

西暦年(~2038)

MM:

月 (1~12)

DD:

日 (1~31)

hh:

時 (0~23)

mm:

分 (0~59)

ss:

秒 (0~59)

n:

年から秒までが同一の場合の通番で、通常は0

定義種別:

定義の種別です。“eventactdef”で固定です。

出力契機:

過去定義ファイルの更新契機です。

出力する契機となった操作により、以下の文字列が付加されます。

過去定義ファイルを出力する契機

付加される文字列

[イベント監視の条件定義]画面、または[監視ポリシー]画面で、イベント監視の条件定義のポリシー定義を更新した場合

gui

poin1(イベント監視の条件のポリシー登録コマンド)でイベント監視の条件定義を更新した場合

poin1

mppolclone(ポリシー複製コマンド)でイベント監視の条件定義を更新した場合

plcln

全体監視(インターネット標準プロトコルを使用)で、イベント監視の条件をポリシー配付した場合(運用管理サーバで出力されます)

evpolicy

出力例)

ホスト名“Host1”に対して、[イベント監視の条件定義]画面でポリシー定義を更新した場合に出力される過去定義ファイルのファイル名

Host1_20070903105859-0_eventactdef_gui.csv

ローカル定義

出力先

【Windows版】

Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER\mpaosfsv\base\defcsv\local

【UNIX版】

/var/opt/FJSVfwaos/defcsv/local

ファイル名

“ホスト名”_“日時”_“定義種別”_“出力契機”.csv

ホスト名:

サーバ自身のホスト名です。

日時:

定義を更新した日時です。形式は、ポリシー定義の過去定義ファイルと同じです。

定義種別:

更新した定義の種別です。“eventactdef”で固定です。

出力契機:

過去定義ファイルの更新契機です。

出力する契機となった操作により、以下の文字列が付加されます。

過去定義ファイルを出力する契機

付加される文字列

[イベント監視の条件定義]画面でイベント監視の条件定義を更新した場合

gui

aoseadef(イベント監視の条件定義のCSV反映コマンド)でイベント監視の条件定義を更新した場合

adef

poin2(イベント監視の条件のポリシーオフライン設定コマンド)コマンドでイベント監視の条件定義を更新した場合

poin2

運用管理サーバからポリシー配付でイベント監視の条件定義を更新した場合で、すぐに適用する場合

policy_now

運用管理サーバからポリシー配付でイベント監視の条件定義を更新した場合で、サービスを再起動したときに適用する場合

policy_reboot

出力例)

イベント監視の条件定義画面でローカル定義を更新した場合に出力される過去定義ファイルのファイル名

Host1_200709031058590_eventactdef_gui.csv

過去定義ファイルの形式

過去定義ファイルは、以下のCSVファイルと同じ形式で出力されています。

上記ファイルの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

過去定義ファイルの世代数

ポリシー定義、ローカル定義ともに、10世代まで過去定義ファイルが保存されています。10世代に達した場合は、古いファイルから自動的に削除されます。

過去定義ファイルは、[イベント監視]-[監視条件]のポリシーごとに作成されます。

互換モードでは、過去定義ファイルは、ノードごとに作成されます。フォルダを指定してポリシー定義を作成した場合は、フォルダごとに作成されます。

過去定義ファイルの退避と復元

過去定義ファイルは、以下の方法で退避/復元することができます。

[運用環境保守ウィザード]を使用する

退避するとき

[運用データ退避方法の選択]画面で、[退避方法]と[退避する機能]に以下を選択します。

復元するとき

[退避データ復元方法の選択]画面で、[復元する情報]に以下を選択します。

バックアップ/リストア用コマンドを使用する

退避するとき

mpbkc(バックアップコマンド)を使用します。

オプションには、以下を指定します。

【Windows】

/FS

【UNIX】

-FS

復元するとき

mprsc(リストアコマンド)を使用します。

オプションには、以下を指定します。

【Windows】

/FS

【UNIX】

運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバの場合

-FS

運用管理クライアント、クライアントの場合

/Ln、または/Le

各コマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

mppolclone(ポリシー複製コマンド)を使用する

mppolclone(ポリシー複製コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

移行用コマンドを使用する【UNIX版】

退避するとき

swmove(移行用退避コマンド)を使用します。

復元するとき

swtrans(移行用変換・登録コマンド)を使用します。

各コマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。