ConnectionStringプロパティに指定可能なキーワードを説明します。
キーワード | 既定値 | 説明 |
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Data Source | なし | 接続するサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。 |
Port | 26551 | RDB2_TCP連携で使用するポート番号を指定します。 |
User ID | なし | データベースに接続するユーザIDを指定します。 |
Password | なし | データベースに接続するユーザIDのパスワードを指定します。 |
Initial Catalog | なし | 接続するデータベース名を指定します。 |
schema | なし | アプリケーションで使用するSQL文のデフォルトスキーマ名を指定します。 |
eventlog | OFF(取得しない) | EventLogの取得の有無やログの取得レベルを指定します。詳細は、“B.1 eventlogキーワード”を参照してください。 |
connect timeout | 15 | サーバへの接続を待機する時間を指定します。指定した待機時間を過ぎると、接続を切断し、エラーを返します。 0を指定した場合、待機時間に無制限が指定されます。接続が永続的に待機することになるので、0は指定しないようにしてください。 |
connectionlifetime | 0(最大値) | サーバと接続した時から、コネクションプールで保持している間も含めたコネクションの保持時間を指定します。プーリング中または、SymfowareConnectionクラスのcloseメソッドが実行されたコネクションが、connectionlifetimeを超えた場合、コネクションは解放されます。 0を指定した場合、保持時間に最大値が指定されます。 |
pooling | true | コネクションをプーリングするかどうかを指定します。
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Max Pool Size | 100 | 同じ内容のConnectionStringプロパティ(接続先情報)ごとに、接続が可能なコネクション数(再利用可能なコネクション数)の上限を指定します。Max Pool Sizeまたはmaxpooledconnectionsを超えるコネクションの接続要求(SymfowareConnectionクラスのopenメソッド)は、connect timeoutパラメタで指定した待機時間の間、再利用可能なコネクションの空きがでるのを待ちます。 |
Min Pool Size | 0 | 同じ内容のConnectionStringプロパティ(接続先情報)ごとに、再利用可能なコネクション数の下限を指定します。最初の接続要求が届いた段階で、Min Pool Sizeまたはminpooledconnectionsに指定された数まで接続し再利用可能なコネクションを保持します。Connectionlifetimeの上限時間により切断され、保持しているコネクションの数がMin Pool Sizeまたはminpooledconnectionsより少なくなった場合には、再接続しコネクションを保持しなおします。接続要求のあったアプリケーションのプロセス終了まで、Min Pool Sizeまたはminpooledconnections分のコネクションは保持されます。 |
tuneparam | なし | Symfoware Serverのクライアント用の動作環境ファイルの実行パラメタを指定します。指定可能な実行パラメタ、および指定形式の詳細は、“B.2 tuneparamキーワード”を参照してください。 |
注1) Min Pool Sizeまたはminpooledconnectionsに指定された値よりも小さい値は指定できません。
注2) Max Pool Sizeまたはmaxpooledconnectionsに指定された値よりも大きい値は指定できません。