1つのバッチワークユニットに配備できるバッチアプリケーションの数の上限を任意の数に変更することができます。
設定手順
ジョブの実行環境の運用停止
ジョブの実行環境が停止している必要があります。
配備モジュール上限変更の定義ファイルの退避
配備モジュール上限変更の定義ファイルを退避します。
配備モジュール上限変更の定義ファイルの編集
配備モジュール上限変更の定義ファイルをテキストエディタで編集します。
バッチアプリケーションの配備
バッチアプリケーションの配備を行います。
ジョブの実行環境の運用開始
ジョブの実行環境を開始します。
格納場所
配備モジュール上限変更の定義ファイルは、以下に格納します。
/opt/FJSVibs/etc/system/apfwdeployconf.properties
Interstage Job Workload Serverのインストールディレクトリ\BAS\etc\system\apfwdeployconf.properties
パラメタ一覧
設定できるパラメタには以下があります。
パラメタ名 | パラメタ値 | 省略値 |
---|---|---|
FUNC_MAX | アプリケーションインタフェース定義ファイルの数の上限を指定します。 | 省略可能です。 本パラメタを省略した場合および設定値の取得に失敗した場合は、1000になります。 |
TARGET_MAX | FUNC_MAXに指定した値と同じ値を指定します。 | 省略可能です。 本パラメタを省略した場合および設定値の取得に失敗した場合は、1000になります。 |
パラメタの記述形式
パラメタの記述形式を以下に示します。
アプリケーション呼出し定義ファイル(*_callHandler.xml)の合計数(最大数)を配備モジュール上限変更の定義ファイルのTARGET_MAXおよびFUNC_MAXに記載してください。
FUNC_MAXおよびTARGET_MAXに設定できる値は以下です。
必ずFUNC_MAXとTARGET_MAXに同じ値を設定してください。
値の範囲は、1~2147483647です。
上限値以上の値が設定された場合、無効な値が設定されたと判断し、省略値で動作します。
FUNC_MAXおよびTARGET_MAXには負の値または0を指定しないでください。
ファイルに最初から記述されている項目以外の項目の追加、コメントの追加は行わないでください。
記述例
配備モジュール上限変更の定義ファイルの記述例を以下に示します。
FUNC_MAX=2000 |