以下のバッチセットアップ情報ファイルを、テキストエディタを使用して編集してください。
/etc/opt/FJSVibsbc/btfwsetup.conf |
Interstage Job Workload Serverのインストールディレクトリ\ijob\etc\setup\btfwsetup.conf |
バッチセットアップ情報ファイルの概要を以下に示します。
バッチセットアップ情報ファイルに設定する情報には、以下の4種類があります。
バッチサーバ全体の情報
バッチ実行サービスの情報
バッチ受付サービスの情報
ジョブの実行環境の情報
バッチセットアップ情報ファイルの詳細は、“Interstage Job Workload Server リファレンス”の“バッチセットアップ情報ファイル”を参照してください。
バッチセットアップ情報ファイル内に指定する、バッチサーバ全体の情報の記述イメージを以下の図に示します。
バッチサーバ全体の情報には、以下の2つがあります。
文字コードの情報
バッチジョブ定義格納ディレクトリの情報
文字コードの情報
情報名 | 概要 | 設計 |
---|---|---|
文字コードの設定 | バッチ実行基盤が動作する文字コード |
文字コードの情報の記述形式については、“Interstage Job Workload Server リファレンス”の“バッチセットアップ情報ファイル”の“SERVER要素”を参照してください。
バッチジョブ定義格納ディレクトリの情報
情報名 | 概要 | 設計 |
---|---|---|
バッチジョブ定義格納ディレクトリの作成先 | バッチジョブ定義格納ディレクトリの作成先ディレクトリ |
バッチジョブ定義格納ディレクトリの情報の記述形式については、“Interstage Job Workload Server リファレンス”の“バッチセットアップ情報ファイル”の“JOBDEFDIR要素”を参照してください。
バッチセットアップ情報ファイル内に指定する、バッチ実行サービスの情報の記述イメージを以下の図に示します。
バッチ実行サービスの情報には、以下があります。
ジョブの実行環境に関する情報
ジョブの実行環境に関する情報
情報名 | 概要 | 設計 |
---|---|---|
ジョブの実行環境の操作モード | イニシエータの起動・停止と連動して、ジョブの実行環境(バッチワークユニットおよびイベントチャネル)を自動で起動・停止するかどうかの設定 |
ジョブの実行環境に関する情報の記述形式については、“Interstage Job Workload Server リファレンス”の“バッチセットアップ情報ファイル”の“EXECUTOR要素”を参照してください。
バッチセットアップ情報ファイル内に指定する、バッチ受付サービスの情報の記述イメージを以下の図に示します。
バッチ受付サービスの情報には、以下があります。
バッチ受付サービスのスプール情報
バッチ受付サービスのスプール情報
情報名 | 概要 | 設計 |
---|---|---|
投入可能ジョブ数 | ジョブスプールに投入可能なジョブ数 | |
ジョブスプールの作成先 | ジョブスプールの格納ディレクトリ | |
ジョブログスプールの作成先 | ジョブログスプールの格納ディレクトリ |
バッチ受付サービスのスプール情報の記述形式については、“Interstage Job Workload Server リファレンス”の“バッチセットアップ情報ファイル”の“ACCEPTOR要素”を参照してください。
バッチセットアップ情報ファイル内に指定する、ジョブの実行環境に関する情報の記述イメージを以下の図に示します。
ジョブの実行環境に関する情報には、以下があります。
複数のジョブの実行環境が存在する場合には、以下の情報をジョブの実行環境ごとに記述します。
情報名 | 概要 | 設計 |
---|---|---|
ジョブキュー名 | ジョブの実行環境で使用するジョブキュー | |
実行多重度 | ジョブの実行環境で動作するジョブの多重度 | |
バッチワークユニットのカレントディレクトリ | バッチワークユニットが動作するディレクトリ | |
イニシエータの自動開始 | バッチ実行サービスの開始時にイニシエータを開始するかどうかを指定します。 | |
| バッチ実行サービスの開始時にイニシエータを開始する場合、開始するユーザ名を指定します。 | |
プロセス縮退運用 | 縮退運用をするかどうかをyes、noで指定します。 | |
カレントディレクトリの退避世代数 | バッチワークユニットのカレントディレクトリの退避世代数を指定します。 本ステートメントには、0から5の値を指定することができます。 0が指定された場合は、過去の起動時のカレントディレクトリは残りません。 省略値は“1”です。 | |
アプリケーションのプロセスモード | プロセスモードにして運用するかどうかをyes、noで指定します。 | |
COBOLの使用有無 | バッチアプリケーションでCOBOLを使用するかどうかをyes、noで指定します。 なお、同じバッチワークユニットでC言語とCOBOLのバッチアプリケーションを実行する場合は、”yes”を指定してください。C言語のバッチアプリケーションしか実行しない場合は”no”を設定してください。 |
ジョブの実行環境に関する情報の記述形式については、“Interstage Job Workload Server リファレンス”の“バッチセットアップ情報ファイル”の“QUEUE要素”を参照してください。